5月25日(木)
神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
毎日のようにこめかみや頭の横あたりがギューっと痛む、痛みで何だかイライラして仕事にも集中できない。
孫悟空の頭の輪っかを締め付けられているがように頭が痛い。
こんな頭痛の症状は
『緊張型頭痛』
と呼ばれるものです。
緊張型頭痛と聞いてピンと来る方は、今まで頭痛にかなり悩まされてこられたのではないでしょうか?
ネットを検索して出てくる解消法や対策を実践されてもなかなか解消できていない方も多いかもしれませんね。
緊張型頭痛は頭痛を数種類に分類わけしたひとつの名前で、漢字のとおり緊張から起こる頭痛です。
ここでいう緊張は筋肉が硬くなってしまった状態をさしています。
肩や首、背中の筋肉が硬くなりることによって筋肉内の血液循環が悪くなり、疲労物質が蓄積されてしまいます。
その疲労物質が頭の周囲の神経を刺激することから痛みを感じてしまうのですね。
解決法としては肩の筋肉を柔らかくして血液の循環を良くすることが勧められています。
つまり、筋肉を柔らかくして血液の循環を良くするということですね。
パッと思いつく方法としては『強いマッサージ』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、
『昨日マッサージを受けたけど、やっぱり今日も頭が痛い、肩も硬い・・・。』
そんな声もよく聞きます。
そういったマッサージを受けた次の日も頭痛がおこってしまう方の場合、首や肩の筋肉をほぐすだけでなく自律神経の働きを整えることが必要な場合が多くみられます。
リラックス状態を作る副交感神経と、筋肉の緊張状態を作る交感神経がシーソーのように相反して働く自律神経は、どちらか一方だけが働いているわけではなく常に両方の神経が同時に働いています。
どちらがより身体への影響を強くするかで周りの環境に合ったベストな体内環境を作ろうとします。
この副交感神経と交感神経のちょうどいいバランスを取ることが頭痛の改善には重要になってきます。
局所的な強いマッサージは筋肉を揉んでもらう心地よさから心の充足感も感じることからリラックス効果もあり、一過性に自律神経の副交感神経を刺激します。
ですが、その後には反動で交感神経が刺激されて緊張状態へと移り変わりやすくなり筋肉がまた硬くなってしまいます。
強いマッサージを受けても翌日には肩こりや首こりが戻ってしまい頭痛を繰り返すのはこのことからです。
こういった症状でお困りの方に当院では『鍼灸治療』を提案しています。
日本のお医者さんによる日本頭痛学会の『慢性頭痛の診療ガイドライン』には緊張型頭痛の予防法として
『鍼灸は3ヶ月以上の短期有効性に加え、その後の長期間では、より効果があると推察されるが、より一層の検討が必要であろう。』
と記載されています。
より一層の検討が必要とされているのは効果があることは確認されていますが、長期間に渡る研究データが少ないことからと思われます。
お医者さんの間では鍼灸の研究は最近のお話でまだまだ調べなければならない事が多いのですね。
東洋医学的な見解は現代医学とは考え方が違いますのでこういう表現になるのも当然と思います。
しかし、鍼灸の効果について現代医学的にわかっている範囲もあります。
鍼治療は施術によって筋肉に直接アプローチして筋肉の緊張を緩めることはもちろん、副交感神経を自然な形で優位に働くようにします。
なので、副交感神経、交感神経とが相反して働く自律神経を穏やかに調整する事ができます。
穏やかな調整によって筋肉を硬くするように指令を出していた交感神経を落ち着かせて、筋肉がゆるむ指令を出す副交感神経の働きが発現しやすくなります。
交感神経から副交感神経への穏やかな移行は反動が少なく、自然な自律神経のバランスが取れるようになってくるので翌日も効果が持続しやすく、体も回復してくることから筋肉が柔らかい状態を保ちやすくなるのです。
筋肉が柔らかい状態を保つよう計画的に鍼灸治療を受けていくと、筋肉を柔らかく保つことが体にとって普通のこととなり、鍼灸を受け続けなくても柔らかい状態を維持できるようになってきます。
それが頭痛の予防へと繋がってゆくのですね。
慢性的な緊張型頭痛の場合は、この自律神経のバランスを保つことが苦手になってしまっています。
なので、鍼灸は自律神経のバランスを保てるようになる一種のリハビリ法なのだと私は考えています。
しかし、鍼灸がどうしても馴染めない、鍼を打つと想像するだけでも体が硬直してしまう、そんな方もおられると思います。
そういった場合は無理に鍼灸にこだわる必要はありません。
目的は自律神経のリハビリですから自律神経のバランスを取るような整体方法なら同じように効果的です。
当院にも鍼灸治療が苦手という方は多く来院されています。
そんな場合は整体での施術を行ってみなさんラクになられております。
緊張型頭痛にお困りの方は当院はもちろん、かかり付けの信頼できる専門家にぜひ一度、相談してみてくださいね。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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