【偏頭痛に吐き気が伴う場合の対処法です】

【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます!

 

昨日まで神戸地域はずっと雨が降ったりやんだりのお天気で

スッキリしない日が続いていましたね~。

 

そうなると頭痛持ちの方は不安になってしまいますよね?

ガマンできる程度なら馴れてしまっている分、何てことは無いのですが

頭痛が激しくなって更に吐き気まで伴ってくる場合はもうたまったものではないです。d9f00635f6aa8a70d9f2a8b1b14e6b19_s

 

ボクはこの道に入る以前は偏頭痛持ちでしたが

今思うとその原因は、体の冷えやストレス、過労などが考えられます。

 

鍼灸や整体のお陰で、頭痛もちで無くなったのですが

当時のボクは天候の荒れ具合に体調も左右されていましたし

頭痛が起こると、吐き気から嘔吐までを何度も繰り返して何とか無理やり寝て治そうとしていました。

 

 

偏頭痛の場合、ピークの痛みは多くの頭痛薬なんてものは効きません。

痛みがひどくなる前に飲むのが頭痛薬らしいのですが、効かない事が多かったです。

 

 

そんな時にどうして対処していたかを書いてみようと思います。

頭痛持ちの方に少しでも参考にしてもらえればと思います。

 

1.痛いところを冷やす

偏頭痛の多くは血管の拡張からくる神経への干渉とされています。

なので、血管を冷やすことで収縮させると神経を障らないで良くなる

という理論なんです。

氷で氷嚢を作って冷やすのがいいと思いますし、簡易的になら

冷えぴたなどの熱吸着ジェルを使ったものを貼るのもいいですね!

 

これでマシになった!

 

という方もおられますが、ボクはあまり効果を感じませんでしたね~

冷やして収縮した血管は自律神経の働きで後に反動的に拡張します。

なので、その時にまだ頭痛が残っていたらば、また痛みが帰ってきます。

あくまでその場しのぎであるという事ですね。

 

しかし、頭が締め付けられるような痛みの緊張型頭痛には逆効果と言われています。

血流不足が原因で起こっている緊張型は、冷やすと余計に血流不足になってしまいますからね!

温めた方がいいという事になりますね!

 

2.入浴で体を温める

入浴が良いのは緊張型頭痛と呼ばれるもので、こめかみやオデコ辺りにキリキリと

締め付けられるような痛みのタイプの頭痛です。

筋肉が硬くなりすぎる事でおこる頭痛なので、血行が良くなれば筋肉が緩み

マシになる事があります。

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心臓のドキンドキンに合わせて痛みが波状的に起こる拍動性の偏頭痛には

入浴はあまりお勧めしません。

体が温もれば血行が良くなるので血管が拡張して痛みを感じている場合は悪化して痛みが

ひどくなることもあるからです。

 

しかしボクの場合、拍動性の痛み、2時間以上続く痛み、光に敏感になり部屋を暗くする、

などの偏頭痛症状でありながら入浴してマシになる事もよくありました。

 

3.コーヒーを飲む

カフェインによる血管収縮作用から言われている事ですが

ボクには全く効きませんでした(笑)

コレは普段から全くコーヒーを飲まないような方なら効果が少しあるかもしれませんが

飲みなれてしまっている方は効かないでしょうし、食品成分からの血管収縮作用はそんなに強く起こる訳では

無いですから、これは都市伝説とボクは思っています。

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4.ポリフェノールを取る

悪化する説、マシになる説とコレは諸説ありますね。

先ほども書きましたが頭痛には血管の拡張と収縮がとても深く関わっています。

基本的に、ポリフェノ-ルは血管を拡張する作用と言われています。

 

という事は、血管が広がって神経にいたずらする偏頭痛には逆効果で

血管が収縮して血流不足の緊張型頭痛には効果的といえます。

 

自分がどちらの頭痛なのかしっかり知っておくと、このような情報に惑わされずにすみますね!

 

ですが、ボクはあまり関係ないように思います。

頭痛の時に、ポリフェノールを多く含んでいるビターチョコを食べても何とも変化ありませんでしたからね。

カカオの純度の問題もあるかも知れませんが昔と違って

チョコはあくまで食品ですから、薬のような作用は期待できないと思います。

 

5.鍼灸・マッサージ

結局のところ、ボクは鍼灸やマッサージが最も効果的でした。

いつも偏頭痛を治してくれていたのは鍼灸師の先生でしたので。

なのでボクも鍼灸師になったわけですから(笑)

 

しかし、乱暴な施術ではかえって頭痛を悪化させてしまう事もあります。

頭痛がつらいときは、マッサージなら強く押したり、ぐいぐい揉んだり、

鍼なら深く鍼をうってガンガン響かせるような先生はお勧めしません。

こういうやり方の後は悪化することがホントに多かったので。

 

できれはお近くで頭痛持ちの気持ちのわかる先生を

早く見つけておかれる事をお勧めいたします。

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色々と書きましたが、緊張型頭痛も偏頭痛もストレスとの関連性が強いとボクは感じています。

なので、頭痛をコントロールする事よりも、ストレスをコントロールする意識も持ってみてはいかがでしょうか?

けっこうそこを意識すると、自分なりの頭痛対処法も出てきたりしますよ。

 

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

 

 

 

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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