【ヨーグルトと便秘は関係ないの?】

2月19日(土)
神戸【三宮  鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です。
いつもありがとうございます♪

12月も後半になって来ましたね~

とても寒い朝が多くなってきていますが、朝食にヨーグルトを食べている方も多いと思います。

しかし、

寒い朝に冷たいヨーグルトを食べるというのはどうなのか?226726193203426ca6662cdf22bbc046_m

と思います。

朝はまだ胃腸の活動は十分に働ける状態ではありません。

自律神経そのものがまだ副交感神経、交感神経のバランスが

はっきり取れていないので内臓が上手く動けないのです。

そんな時に冷たいヨーグルトや冷たい食べのもが入ってくるのは

胃腸にとってはビックリで不意打ちみたいなものですからね。(笑)

でも、そんなヨーグルトを朝食べる習慣の方にお話を聞くと

『便秘症なので・・・』

と言う場合が多いです。

しかし

便秘に対して、日本人の腸にヨーグルトは実は効果的ではありません。

なぜなら

日本人は歴史の上で乳製品を食べない食文化の方が長かったですよね。

なので、乳製品に入っている『乳糖』という成分を分解する消化酵素を持っていません。

大まかに86%に日本人が持っていないと言われています。

消化できないものがカラダに入ってくると、人間の腸は早く排泄しようと下痢を起こします。

これがヨーグルトを食べると便通が良くなると思われるトリックです。

実際には下痢によって他の食べ物から取れるはずだった栄養や水分、もともと持っている腸内細菌なんかも出て行ってしまうので、体には負担がかかり何とも不健康な話なんですね。

あ、ちなみにヨーグルトなどの乳製品を積極的に取っても、ビフィズス菌は胃液で解けてしまいますので。

腸まで届くと言われている細菌であっても、元々持っている腸内細菌ではない種類の菌は腸に定着しないのでそのままスルーされます。

腸内細菌の環境を良くしたいとお考えならば、日本に昔からある発酵食品が日本人の腸には適していますので

納豆、味噌汁、お漬物、などの発酵食品をそれぞれ試してみて自分に合うかどうか確認しながら合う食品を探してみてくださいね!!

鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修

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