7月15日(水)
【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます♪
暑くなってきましたね~。
こんな時は冷房を使って冷やし過ぎてしまう事がよくあります。
そうなると、多くなりがちなのが実は『寝違え』なんですね。
寝違えの原因は、筋肉の微細損傷。
どういう事かと言うと
冷房で筋肉が冷えて固まっている状態のときは、伸び縮みが不得意になっている状態なんです。
そんな状態の時に、寝ている体勢などで筋肉が無理に伸ばされることによって
すこーし筋肉が切れてケガをしてしまうという事なんですね。
だから動かすと傷が開いて痛いのですよ。
整体や鍼で寝違いなんかは良くなるものですが
実は切れた所をつなぎ合わせているわけでは無いんです。
皮膚でも筋肉でもそんなにすぐに切れた所はくっつきませんのでね(笑)
じゃあ、
どうやって僕たち治療家は治療しているのでしょうか?
それは
筋肉の切れたところの周りを緩めて、伸び縮みしやすくさせるんですね。
そうすると、
痛み無く動かせるようになるんですよ。
ですが
寝違いの時に、自分でマッサージしてみても
なかなか良くならないという経験はありませんか?
人間の体は不思議なもので
痛い所が、切れた場所とも限らないんですね。
神経や筋肉のつながりで、別のところに
痛みを感じる事がよくあるからなんです。
この辺りは、解剖学や運動学などの知識が必要となりますので
一般の方にはなかなか難しい事と思います。
ご自身で色々やって、かえって悪化させてしまう方もいますので
『これは自分の手に負えないな』
と言う時は、無理せずに専門家のところに行ってくださいね!
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修