【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます!
さて、前回のブログでは、自律神経が生活に密着した機能を持っている事と
いったんそれがバランスを崩してしまうと交感神経優位状態が続き、
負のスパイラルにはまってしまう
という事を書かせて頂きました。
そして、
現代社会では、その自律神経の調子が良くない
”自律神経失調症”が増加の傾向がある。
という事も書かせて頂きました。
なので、今回は自律神経失調症について書いておこうと思います。
【自律神経失調症は病気なの?】
まず、最初にお伝えすべきは意外と思われるかも知れませんが
実は自律神経失調症には、明確な世界共通の医学的定義がありません。
なぜなら、体の臓器や脳、精神にいたるまで
『病気と言える程の異常がどこにも見つからない』からなんです。
なので、
『内臓や脳、精神の病気ではない。』
という事になってしまっています。
日本の日本心身医学会では
『色々な症状が見られ、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、顕著な精神障害のないもの』
と定義されていますが
これも共通された定義ではなく、
WHOで分類されている国際疾病分類(ICD-10)を採用したり
アメリカ精神医学会の分類(DSMⅣ-TR)を採用したりと
自律神経失調症と思われる症状に対しての評価基準が国や所によって違うのが現代の現状です。
しかし、
患者さんは体の不調を訴えて、実際に困っているので
『自律神経失調症』という、一応の通り名前が付いているのです。
【自律神経失調症の薬剤に対しての分類として】
現代医学的な基準としては、薬剤に反応性があるか無いかによって
分けられています。
薬物の効果が認められる自律神経失調症と
薬剤に効果が認められない自律神経失調症があるということです。
薬物の効果が認められる症状としては
混合性不安抑うつ症、気分障害、全般性不安障害などメンタルの問題とされているものです。
これに対しては脳の働きが少し鈍くなっていることや、敏感になっている事などの脳の働きから
起こっていると考えられ、脳の働きを補う薬を使うことで改善するので薬剤が効果あるのです。
一方、
薬剤の効果が認められないのは
身体化症状、身体表現性機能不全、などのように内蔵や骨格には問題が無いのに、
肩こり、腰痛、浮動感(体がフワフワした感覚)、倦怠感などがある状態です。
肩こりや、腰痛は痛み止めを使った対処療法しかなく、肩こり腰痛を治す薬剤が今のところ
世界に存在しないので、薬剤が効かないとなっています。
確かに、肩こりや腰痛のときは鎮痛効果を目的とした『痛み止め』の薬が
お医者さんからは処方されますね。
ですが、あくまで痛み止めで痛みを麻痺させてごまかしているので
痛みの元は解決してくれませんし、痛み止めが切れるとまた痛くなるか、
体をゆっくり休めてコンデションが少し回復することで肩こり・腰痛はラクになることはあります。
浮動感や倦怠感に対しても、血圧の問題が大きく関わってくるのですが、
一過性に血圧を上げる、下げるは薬剤でできますが常に飲んでいないといけない状態で
改善されているわけではありません。
なにより交感神経が優位の状態であることは変わっていません。
つまり
負のスパイラルからは脱していないのですね。
では、
当院では自律神経失調症に対して何ができるのか?
ですが、長くなりましたので次回に続きます。(まだ続くんかいっ!笑)
次回は(できれば明日書こうと思っていますが・・・)
【では、なぜ鍼灸や整体で自律神経失調症に効果があるのでしょう?】
について書いていこうと思います。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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