cure-hiwatashi神戸三宮各駅から徒歩６分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
さて春一番も吹き、春の足音がどんどん近づいてきています。
そろそろお花見の計画を立てているかたもおられるのではないでしょうか？
そんな季節にさくらともう一つ話題になるのが花粉情報ですね。
花粉症の方にとってはさくらよりもこっちの方が気になると思います。
なので今回は花粉症の鍼治療について書いていきますね。
花粉症の鍼治療『花粉鍼灸』は花粉症の鼻水・鼻づまり・くしゃみといった鼻の症状だけでなく、目のかゆみ・目のゴロゴロ感も改善されます。のどがイガイガする症状にも効果があるとお声を頂いています。
今年はお花見やバーベキューなど春の野外イベントを花粉を気にせず友達や家族と心から楽しめるようになりますよ。
花粉症でお困りなら花粉症のための鍼灸治療『花粉鍼』がおすすめです。
実は私も9年前まではかなりの花粉症でした。
私がこの花粉症の鍼灸治療法に行き着くまでには私自身を治験とした経緯があります。
中学生の時に発症して15年間、スギやヒノキ花粉と毎シーズン闘っていたわけです。（完全に負けていましたが 笑）
主な症状はぽたぽたとしたたる鼻水、それでもすすれない鼻づまり、目頭がずっとムズムズする目のかゆみ、のどや耳の奥がイガイガする不快感、出だすと止らなくなるくしゃみでした。
特に困ったのが鼻水で花粉シーズンの間の仕事中は患者さんにわからないようにマスクの下の鼻にテッシュを詰めて仕事をしていたほどどうしようもないくらいに常に鼻水がしたたっていました。
鼻炎薬やアレルギー薬を飲んでいれば鼻水やくしゃみといった症状は軽減されましたが、頭がボーっとして思考が鈍ってのろくなる感じや鼻水とともに唾液もひいてしまうので口やのどの乾く不快感もあり
つい水分を多く取ってしまい、薬がきれると大量の鼻水として体からまた出てゆく、それがつらくてまた薬を使うといった悪循環を繰り返していました。
毎年毎年、春の温かさを嬉しく感じるさくら前線よりも花粉の飛散情報ばかりが気になっていました。
しかし、9年前の春に
『このまま一生、せっかくの春を花粉に振りまわされるのはいやだな。』
と、花粉症を自分で治すことを決めたのです。
その頃にはすでに鍼灸師として免許は持っていたので、鍼灸の文献を読み花粉症の改善法を探して廻りました。
鍼灸の文献は主に1000年以上も前に書かれた古典がベースになっているので、ここ20年あたりで急激に増えた花粉症は名前はおろか治療法などはほとんど記述されていません。
それに近い症状や、近代の鍼灸師の大御所が残した書籍から治療法を一つ一つ試しながら試行錯誤していくしかありませんでした。
そうした日々が続き、翌年の春先、『ちょっと寒いからまだ今年は花粉が飛んでないみたいだな～』と感じていた私に
来院した患者さんが『先生、今年もとうとう来たわ～』と花粉が大量に飛散している情報を教えてくれました。
町を歩く人をよく見るとマスクをしている人が目立ち、薬局には鼻炎薬やアレルギー薬が店頭の一番目立つところに置かれて【花粉注意！今年の花粉は昨年の2倍の量です！】なんていう花粉症の人がみるとそれだけで症状が悪化しそうな見出しがこれみよがしに貼り出されていました。
試行錯誤の末に気が付けば私の花粉症は出なくなっていたんですね。
その後、花粉症がポピュラーなものになるに従って治療法も研究され様々な先生からの学びやアドバイスによって私の花粉症の鍼灸治療も進化することができました。
私の場合は花粉症が完治するまでに一年かかりましたが、今ではワンシーズンの間、症状を抑えるくらいならば1～3回くらいの施術でずいぶんと改善できる方法となりました。
ですが、生活習慣が乱れていたり、悪化させる習慣を知らずに続けてしまっていては花粉症の改善が遅れてしまうこともあります。
なのでまずは花粉症の悪化を防止する生活習慣をお伝えしておきます。
花粉症の悪化を防止するには
・規則正しい生活リズムと十分な睡眠。
・お酒・甘いものを控える、というか断つ。
・体を冷やさない。
ということが重要になります。
徹底して習慣を変えてみるだけでも花粉症の症状がかなり改善されるケースもあるんですよ。
しかし、もしもあなたが花粉症でお困りならぜひ鍼灸治療をためしてください。
花粉症の鼻水・鼻づまり・くしゃみといった鼻の症状だけでなく、目のかゆみ・目のゴロゴロ感も改善されますし、かなり花粉症がひどい方にみられるのどのイガイガする症状にもいいですよ。
今年の春はお花見やバーベキューを花粉を気にせず心から楽しめるようになりますし、来年も症状が出はじめる前の2月あたりから予防しておくと毎年憂うつに感じる春を楽しみ感じて待つことができます。
鍼灸治療を受けたことのない方の「鍼なんて痛そう」という一般的なイメージを思えば、鍼灸のハードルは決して低くないと思います。
しかし実際に受けてみるとわかるのですが、想像をはるかに下回る刺激です。
でも鍼を刺すということ自体に強く抵抗感を感じる方や周りに鍼灸院がないという方はまずは上記でお伝えした悪化させない生活習慣から試してみてくださいね。
いきなり全部はむずかしいかもしれませんが、このシーズンだけでもお酒と甘い物を断つことからやってみてはいががでしょうか？
もしこのつらい花粉症が楽になるなら花粉鍼灸を受けてみたい！とあなたがお考えなら『花粉鍼を受けたい』とぜひ私にご相談くださいね。
それでは今日も健やかにお過ごしください。
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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