神戸市中央区三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
12月の年末の時期は腰痛の方が毎年多く見られるようになります。
これは年末のイベント続きが原因の場合があるんですよ。
昨日までは忘年会、明日はクリスマスパーティー、年越しやお正月はちょっといいものを食べたり、新年会でお酒を飲む予定が詰まっている。
楽しい予定が詰まっているとワクワクして気分もいいのですが、そんな方はちょっと胃の調子を伺ってみてはいかがでしょうか?
もしあなたが今、何だか食欲が湧かない、体が重く感じる、だるい、こんなことを自覚されているのであれば腰の痛みに注意が必要かもしれません。
実はイベント続きで食べ過ぎ、飲みすぎによる胃の不調から腰痛になってしまう場合がこの12月は特に多く見られるんですよ。
【胃が不調だと腰にきます】
朝から腰が痛くて・・・と、腰痛を訴えて来院される方にお話をよく聞いてみると胃のもたれや胸焼け、膨満感などを同時に感じている方が12月~1月にかけて多くなります。
これは東洋医学の考えから説明できます。
冷たいのも、例えばビールやチューハイなどのアルコールは体を冷やし、体の水分代謝が落ちて水分の停滞を起こしやすくします。
そして忘年会やパーティーでよく出される唐揚げやポテトフライなどの油っこい食べ物は停滞した体の水分に粘稠性を与え、ネバネバとした流れにくい水分へと変えてしまいます。
結果としてこの粘稠性の水分『湿痰』(しったん)ができ上がってしまいます。
この湿痰のせいで胃から腰を巡る気の流れが滞ってしまい、筋肉もうまく動かない事から腰痛を起こしてしまうんですね。
特に寒い冬の時季は腰痛になりやすい性質の季節なので、寒さと合わさって発症率が上がってしまいます。
年末の仕事が忙しく、体力も低下していれば尚更ですね。
【現代医学での腰痛と消化器の関係】
胃や肝臓、すい臓などの内臓が入っているお腹は背中の筋肉と協調して体を支えています。
内臓に炎症がおこると体の反射としてお腹や背中側の筋肉が硬くなるのですが、その硬くなった筋肉がうまく体を支えられなくなって痛みを発し、腰痛を感じることもあるのです。
胃や腸といった消化器官の中でも特に十二指腸や膵臓、腎臓に問題が起こると腰痛が出やすくなります。
内臓の病気からくる腰痛は、腰痛全体の1%ほどにしか満たないですが、このような痛みがある場合は病院での検査が必要なこともあります。
痛みが長引く場合は『大丈夫だろう!』と軽く考えずに注意してみてくださいね。
もしも下記のような腰痛の症状があれば注意しておきましょう。
・寝ても座ってもどんな体勢でも痛みが楽にならない、安静にして動かなくても痛む。
・腰の痛みがだんだん悪化している。
・空腹時に痛み食事中はラクになるなど、胃にの中に食べ物があるかないかで痛みが変わる。
【胃腸を大切に】
お酒もおいしいものも程ほどがベストです。
食べ過ぎや飲みすぎは胃や腸だけでなく、他の臓器にも負担をかけてゆっくりと体を不健康にしてしまいます。
でも解っていても目に前においしいものがあればつい、食べ過ぎてしまいますよね~。
私もそうです。(笑)
なので、もしも食べ過ぎてしまってのなら、次の日は胃に優しいものを食べて胃を少し休ませてあげましょう。
胃に優しいものというのは簡単に言うと温かくて消化のいいものになります。
おかゆ、うどん、豆腐、鶏のささみ、白身魚、ジャガイモ、大根などになります。
逆に硬いものや冷たいもの、油の多いもの、甘いものは控えた方がいいですよ。
湿痰は体を定期的に軽く動かす事で少しずつ除去されてゆきます。粘稠性の水分も血液と共に流れるという考え方からです。
胃のコンデションを整えておくと、おいしいものを食べ逃さずに腰痛も防ぐ事ができます。
今年の年末は少し体を気遣ってあげると年始にまたおいしくものが食べれますね。
まずは冷たいビールなどの嗜好品から減らしてみてはいかがでしょうか?
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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