【65歳 女性 ギックリ腰からの慢性腰痛と20年以上前からの坐骨神経痛】

10月28日(水)

【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】より
おはようございます!
いつもありがとうございます!

 

当院には様々な症状の方が来院されますが、同じような症状で苦しんでおられる方にも希望をもってもらいたいと思いご紹介します。

 

【62歳女性 ギックリ腰の後遺症!?と坐骨神経痛の痛み】3

【経緯】

昨年5月にギックリ腰となり、20年以上前から持病のように感じていた左の坐骨神経痛の症状も悪化してしまい

立ち上がる、歩く、寝転ぶの動きで特に痛みが強く、夜寝るときもベットに寝転ぶことが出来ずに

座ったままで眠る事が1ヶ月間続いたそうです。

ご本人さんは一人暮らしで生活がまともにできない状態だったため

病院での入院を希望されたそうですが、病院側からはその必要はないと言われたとの事で、

少し離れたところに住んでいる娘さんにご自宅に通ってもらい生活面を支えてもらっていたそうです。

少しづつ痛みがマシになって来た頃に病院、整体、鍼灸治療、ヒーリングなど、様々な治療を受けたそうですが

治療効果はある程度、感じていたが回復するまでには至らなかったそうです。

インターネットを使って、治療院の情報を集めていた際に当院のホームページを見た事がきっかけで来院されました。

【来院時】

腰と坐骨神経痛の殿部から太ももの裏にかけての痛みで歩くのも不自由な状態で、ベットに寝てもらう際にも

ゆっくりとした動きでないと痛みが出る事と、体がついていかない様子でした。

明らかに日常生活がしにくく、困難な状態のようでした。

一年以上このような状態が続いている事から、筋力の低下や関節のこわばり、また、運動量の低下によっての

食欲の低下、同時に元々強くなかったという胃腸の弱体化など、筋肉、骨格だけではない症状までもが出てきており、

体力面でもかなり以前より低下してしまっているようでしたので、少し時間が掛かるかも知れないな・・・

という感触でした。

【治療】 整体・ハイチャージ・鍼灸

(初回)

ギックリ腰の後遺症と本人さんが言われている症状として、股関節を曲げた時の腰への痛みがあり

これが歩行や立ち上がり、寝起きの際の痛みとなり、全体的な動きの困難な状況を作っていて原因と判断したので

まず股関節を動かした時に痛み無く動かせる範囲を大きくする事を目的に治療してゆきました。

整体で動かないことによって固まった骨格の調整、ハイチャージで細胞レベルからの回復力の増加、てい鍼による鍼治療で全身の調整と胃腸の機能回復を図りました。

術後は股関節の動かせる範囲が大きくなり、痛みはあるが歩きやすくなった、立ち座りがラクになったとの感想と、お腹が動き出したとのコメントももらえました。

腰の痛みや坐骨神経痛の痛みは減少したもののまだ残っているので、股関節の動きがまた固まってしまうと痛みが戻ってしまうと予想されるので出来る範囲でいいので自宅で歩いてもらうように伝え、一週間後に次の治療をすることを伝えました。

(二回目)

前回の治療後は食欲が出て、食事をしっかりと取ることが出来たこと。自宅の中で痛いから動かないではなく、痛くても動ける範囲で動くようにしていたとの事でしたので、股関節の動きは前回に治療後の状態からほぼ変わりなく動かせる範囲が保たれていた。

腰や坐骨神経痛の痛みの度合いは少し戻ってしまったようでしたが初診時よりは楽に歩けている状態でした。

食欲が戻ったとはいえ、胃はまだ弱っている状態であったので、消化に良いものをメインに献立してもらうようにしてもいました。

前回と同様に股関節の動きと、骨格の調整、てい鍼の鍼、ハイチャージを行い、腰の痛みの軽減と股関節の可動域の増加を確認して、二回目の治療を終え、一週間後の次回の治療を伝えました。

(三回目~六回目)

股関節の動きがしっかりとできるようになってきたので、立ち座りや歩行などでの腰の痛みはほぼ改善し、朝の起床時の痛みが残る程度になっていました。胃の調子も回復してきており、食欲はあるが食べすぎや油ものなどを食べると胃痛や胸焼けが出る状態で悪化する以前の状態にまで回復してきました。

4回目辺りから、肩こりで寝つきが悪い、夜に目が覚める事も多かったそうですが、肩こりもマシになり夜はよく寝れるようになったそうです。

【経過】

腰の痛みは消失しましたが、20年来の坐骨神経痛の症状は日によってまだ残っているので、現在は10~14日に一回のペースでの治療を行っています。わずらってからの期間がかなり経っているので、気長に治療に取り組んでもらうことを伝えると『ギックリ腰になる前よりも健康状態はいいと思う』と健康レベルのアップを理解してもらえ、徐々に回復されています。

元々胃腸は強くない体質なので、そちらも改善できるようにてい鍼での鍼治療も加えています。

食べ過ぎない限りは何でも食べれるまでに回復されています。

【院長より】

時間が経ってしまっている痛みは改善されるスピードや、取り切れるまでの期間がかかってしまう事がどうしても多いですし、患者さん自身にも自宅でやってもらいたい事が出てきます。

コチラの患者さんはできる範囲でしっかりと自宅で気をつけてもらうことを実行してくれたのでボクも治療がしやすかったです。

現在も坐骨神経痛のつらさを感じる日もありますが、頻度や程度が減少してきているので、いい傾向になられています。

電車に乗っての外出も頻繁に出来るようになられたので、『京都に行って麩料理を食べたけどイマイチでしたわ』との

グルメ報告もしてくれています。

もっと色んなところに行って、もっと美味しいモノを食べれるようになってもらいたいと思います。

 

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

 

 

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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