首のこりが取れない【腕の筋肉も硬くなっていませんか?】

7月20日(木)

神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪

梅雨も明けて真夏となりましたね~
ますます気温は上がりそうで夏バテには注意したいところです。

皆さんも冷たいものの食べすぎ、飲みすぎにはお気をつけくださいね。

 

さて、8月の連休は帰省や旅行といった計画を立てている方も多いかもしれませんね。

そうなると今ぐらいからいつも以上に仕事をして休暇の時間を確保しようとしている方もおられるのではないでしょうか?

 

しかし、いつもよりも頑張って仕事をしているとついパソコンに向っている時間が長くなってしまって首のこりがひどくなってしまっているかもしれませんね。

いつもデスクワークで首がこっていると感じている方は更に悪化してしまっているように感じていませんか?
こりがひどくなって痛みに変わってきてしまっているという方もいるかもしれませんね。

 

今回はしつこい首のこりは手や腕が原因かもしれませんよ。

という事について書いてみようと思います。

これを知ると、いつも首に不調が出やすくてマッサージして柔らかくなったと思ってもすぐに硬くなってしまう
ということが無くなってきます。

首のコリの予防法や悪化させないようにするポイントもご紹介しますね。

【しつこい首こりの原因は手や腕にある】

実は首の痛みは首に原因がない事も多くみられるんです。
しつこい首のこりの場合は特にこの傾向が強くみられます。

その原因はズバリ『手や腕』の疲労なんです。
手や腕の疲れが首に伝わってしつこいこりになっているんです。

原因が手にあったのではいくら首の筋肉を柔らかくしてもなかなか良くならなかったのもうなずけますよね。

 

【私も首こりなら首と思っていました】
私がこの業界に入りたての何も技術のない頃は首が硬ければ首の筋肉を緩めればいいと思って
いたんですね。
なので肩の筋肉が硬ければ肩、首の筋肉が硬ければ首といった部分ばかりをみていました。

しかし、その場では首の筋肉が柔らかくなっても数日後にはすぐにまた同じ患者さんの
首のこりは戻ってきてしまうという事がしばしばあったんです。

 

そんな時に東洋医学の経絡図を見ていて思ったのですが、経絡は手から首に繋がっている物が
何本かあるんです。
そして首の寝違いに効果的と言われているツボは手の甲にあります。

それならば・・・

と腕や手の筋肉の状態を確認してみると、確かに筋肉は硬くガチガチの状態でした。

 

最初は「首が硬いから腕も硬いんやろ~」と思っていたんですが、腕をゆるめるとガチガチだった首の筋肉が柔らかくなったり、動かせる範囲が大きくなったりと首のこりが良くなるんです。

首から腕と思っていたことが実際は逆で腕が硬いから首の筋肉が硬くなっていたんですね。

 

【手・腕と首の関係】

なぜ首とてや腕が関係するのかと考えてみると重要なポイントは3つあります。

①腕は頚で支えられている
腕の付け根である肩の関節は肩甲骨にあるのですが、その肩甲骨から首へと伸びる筋肉で肩甲骨ごと腕を引っ張り上げるような構造になっています。

なので腕をずっと同じ姿勢で使うデスクワークやパソコンは手や腕だけでなく首の筋肉も良く使っていることになるんですね。

 

②デスクワークやクルマの運転で悪化しやすい。

首のこりが悪化する時は編み物やパソコンなど手で何か作業をしていたり、運転などで長時間腕を上げた状態になっていたりしますよね。

確かに頭を支えることで首の筋肉も使っていますが、手や腕も必ず使っています。

(ちょっと見え難いですが「肩甲挙筋」という筋肉が肩甲骨と首の骨をつないでいます。)

 

③指先から首まで経絡で繋がっている

先ほども少し書きましたが、東洋医学では手にあるツボは経絡で首まで繋がっています。
なので、手を酷使することで首にまで影響を与えると考えられます。

 

なので首のこりは首の筋肉が原因ではなく、実は手や腕の疲れが首に伝わって筋肉が硬くなっていると私は考えています。

いつも頚に不調が出やすくて頚をマッサージしてもすぐに硬くなってしまう
という方は手のひらや腕の疲れを予防する事が首こりの予防に繋がるのですね。

 

【首のこりを防ぐために今日からできる事は】

首のこりはハンドマッサージや腕の筋肉のストレッチをすることでも改善されることもあります。
でもハンドマッサージ屋さんがない、腕をゆっくりストレッチするための時間が持てないという方もいるかもしれません。

そんな時は少しの空き時間を利用してできる悪化予防の方法として

「手首をブラブラさせる」

をやってみてください。

手や筋肉が硬くなってだんだんと手首の動きが固まって来てしまいます。
そうなると、自分では意識していなくても腕や手に力が入り続けた状態になってしまいます。

そうすると疲労が溜まる一方になってしまいますので首のこりも悪化していってしまいます。

なので、その手首の力を意識的に抜くためにブラブラしてもらうんですね。

手首の力を抜いて、なるべく大きくブラブラさせるのがコツです。

 

それでも首のこりがなかなか改善されない、セルフケアだけでは間に合わないという方は専門家の手を借りることが必要な状態なのかもしれません。

手や腕、首だけでなく、体全体を整えて行かないと部分も整わないという事もあります。

そういった事も考慮して当院では骨格のゆがみを整え筋肉の疲労をとり、体の自然な流れを整えて治癒力が発揮されやすくなるように施術しています。

 

ぜひお近くの信頼できる鍼灸院、接骨院、整体院などの専門家に相談してみてくださいね。

自身のセルフケアと専門家の手を借りることで今からなら十分、お盆の連休に間に合うと思います。
しつこかった首こりが無くなれば、予定している帰省や旅行がより思い出に残る楽しいものになると思いますよ。

 

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

 

鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修

 

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