11月30日(木)
神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
今日は噛んだ時にズキッと痛むアゴの痛み(顎関節症)の原因について書いていこうと思います。
20代~30代、そして50代の女性に多い顎関節症ですが、口を大きく開けた時に音が鳴るくらいで痛みがなく、口に指が3本縦に入るなら治療の必要はないと口腔医学会では言われています。
しかし、痛みでアゴが開けにくい、食事の際に噛むとアゴに痛みを感じる、痛みはないが指が縦に3本入らないとなると顎関節症の治療が必要かもしれません。
悪化すると痛みだけでなくお顔の左右の非対称、つまり顔のゆがみとして現れてくることもあります。
そして、私の経験では顎関節症は寒い冬に悪化する事が多くみられます。これは寒さで体やアゴに無意識に力が入ってしまい、アゴの筋肉が硬くなって関節の動きをより動きにくくさせてしまうからなんです。
これまでにアゴの痛みを経験された方は冬になると顎関節症が悪化しないか心配かもしれませんね。しかし原因がわかれば予防する方法や改善法もおのずと出てきます。
最後に合わせて日常で気をつける生活習慣についても書いていますのでアゴの痛みが気になる方はぜひお読みくださいね。本格的な冬になる前にアゴの不安や痛みとサヨナラしましょう。
【顎関節症は頭の骨のゆがみから】
私の持論ズバリ!『頭蓋骨』のゆがみを整えること!
顎関節症を治療するには頭蓋骨のゆがみを治すことがとても重要になります。
以前は肩こりや首の筋肉が硬くなってしまう事が原因と考えていましたが、程度にもよりますが痛みが軽減するまでに期間がかかっていました。
顎関節症の患者さんは施術で筋肉を柔らかくしても次の施術の時には硬くなっている、痛みが再発するという事がどうしてもあったんですね。
しかし頭蓋骨のゆがみを整えるうようになって痛みの軽減する期間がずいぶんと短縮されましたし、再発率も下がりました。
【アゴの痛み(顎関節症)で知っておくべき3つの知識】
・下あごは筋肉でぶら下がっているだけ
実は下アゴは筋肉で頭蓋骨にぶら下がっているだけで口を開けた顎関節は不安定な部類に入ります。
口を大きく開けると、正常なアゴでもある一定以上開けるとカクンとなると思います。これは下あごが亜脱臼、つまり外れかけているんですね。
口を大きく開ける動作は下アゴの骨が上アゴの骨に沿って滑っていくように移動いて口が開きます。
なので上アゴの位置で下アゴの納まる位置が決まってきます。
こういった構造からアゴの痛みや開けにくいといった症状を改善するには上のアゴを正しい位置、つまり頭蓋骨を整えてあげることが必要なのです。
・歯並びは原因ではない
一昔前は顎関節症の原因は歯並びにあるからひどい場合は歯列矯正や抜歯なども行われていたそうですが、最近では歯並びは顎関節の原因とあまり関係がないと言われています。
しかし、
噛んでも上の歯と下歯がほとんど当たらないような場合や歯の欠損、つまり上下の歯どちらかが抜けてしまっている場合などの不正咬合といわれる噛み合わせは考慮する必要があります。不正咬合以外の噛み合せは体のコンデションで変化するものなので大きな要因にはなりにくいと私は考えています。
・頭蓋骨をゆがめない生活習慣を
アゴに症状を感じる顎関節症ですが、頭蓋骨の歪みがとても重要になってくることがわかってもらえたと思います。
もし今、左右で噛みやすさや力の入り加減が違うのは頭蓋骨がゆがんでいる可能性があります。
頭蓋骨がゆがまないような生活習慣に変えてゆくことでアゴの痛みや口が開けにくいといった症状も変わってきますよ。
【頭蓋骨のゆがみを防ぐには】
・左右の歯を使って噛む
当たり前に感じるかもしれませんが、意外と意識ぜすに片方の歯ばかりを使ってしまっているケースがあります。片方噛みは一方のアゴの筋肉ばかり使うことになるので筋肉にひっぱられて頭蓋骨のゆがみが起こるきっかけになってしまいます。
・ほお杖をつかない
これも習慣的にやってしまっている場合があります。
テレビを見ている時やパソコンで動画をみているときなどのリラックスしている時のクセも見直してみてください。
毎日アゴの痛みがあると美味しいものも食べるのに躊躇してしまうことや、大きく口を開けてカラオケも楽しめませんよね。
これからに時季は忘年会や年末年始でこういった機会も増えるかと思います。毎日少しずつでもいいので頭蓋骨のゆがみに気をつけてゆけば楽しい年末、気分のいい新年を迎えられると思いますよ。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪