cure-hiwatashi7月21日（土）
神戸三宮各駅から徒歩６分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
先日お越しの40代の女性患者さん。
肩のこりでお困りで来院されました。
首から肩にかけてパンパンにはったように感じるとのことです。
一言で首・肩のこりも感じ方には違いがあります。
この違いでどこの筋肉がこっているのか、原因は何なのかを知るヒントになります。
パンパンにはったような感じというと、一部分ではなく広い範囲で起こることがおおく、複数の筋肉のこりが同時に起こっていることがわかります。
そして、広い範囲のこりをいうことから何かをかばうために起こっている可能性が高くなります。
使いすぎや筋肉を傷めてしまった場合はどこか一ヶ所と示せることが多いのですが、どこともいえないような場合はパンパンにはった肩こりを感じるところには原因がないことがあります。
お話を詳しく聞いてみると、最近ストレッチポールを使うようになって、背中を伸ばしてしたとのことです。
実はこのストレッチポール、乗る時間が長かったり、回数を多くしてしまうと背中の筋肉が伸ばされすぎて筋力を十分に発揮できなくなります。
柔軟体操をしっかりやったあとの方が短距離走のタイムが落ちることがあるのですが、これも筋肉が伸びすぎて筋力が発揮されないことがかんがえられるんですね。
背中の筋は姿勢を安定させて立っていたり座っていたりができるように働きます。しかし筋力が発揮されないと脳は姿勢を安定させるために背中の筋肉をちぢませるように指令を出します。
しかし物理的に伸ばされているので通常以上の収縮力でなければ姿勢を安定して立つことができません。
結果として筋肉の疲労が強くなり、背中から首まである長い筋肉がパンパンにはったような首、肩のこりになってしまったんですね。
こういった場合には筋肉の疲労をとるように血液循環をよくするように施術してから筋肉の長さが元に戻るように筋肉に収縮運動をさせます。
つまり簡単な体操が効果的となります。
施術後に簡単な背中の筋肉を使う体操をお伝えしてストレッチポールを使う頻度や時間を減らすようにお話しました。
ストレッチポール自体はとても良いアイテムなので上手に使ってもらえれば肩こりや腰痛の予防にもなってきます。
しかし、何でもそうですがいくら良いアイテムでも過ぎてしまっては害になることもありますので今の体のっ状態にあわせた使用法が大切になります。
もしも自分の今の状態がわからなくてアイテムの適度な使用法がわからない時は当院にこられたことのある方なら体の状態も実際にみていますのでアドバイスができると思います。ぜひご相談くださいね。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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