神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
朝起きたら首にズキッと痛みが走ってベットから起き上がるのもつらい。
どうやら寝違いを起こしてしまったようだ。
そんな経験が誰しも心当たりがあるのではないでしょうか?
そこで今回は『寝違いの対処法』についてお伝えします。
寝違いの自分でできる対処法や自分で何とかできない場合いの【当院での寝違い治療】もご説明します。
【寝違いは首のぎっくり】
まずあなたにわかってもらいたいのは『寝違いは首のぎっくり』ということです。
それくらい痛みが強く、歩くだけでもひびく、首をまっすぐにして座ることもできないなどの場合もあります。
寝違いの経験がある方は思い返すと特に忙しい時になったのではないでしょうか?
実は寝違いは体の疲れがたまっておこることが多いんです。
疲れがたまって筋肉が硬くなって伸び縮みができなくなってしまっているんですね。
伸び縮みできない状態なのに動かすことで筋肉の痛みを感じます。
つまり寝違いは筋肉の問題であることです。
なので頭を動かす筋肉が硬くなって少し伸びたり縮んだりするだけでもズキッと痛みを感じるんですね。
それなら寝違いを治すには筋肉を元のやわらかく弾力のある状態にしてあげればいいんですね。
【寝違いのセルフケア】
①氷袋で冷やす
痛みを感じる神経を氷で冷やすことでマヒさせて鈍感にさせます。氷は冷凍庫から取り出してすぐに使わずに少し溶けはじめるくらいまで待つと適度な冷たさになっています。 氷袋で冷やす方法は低温での凍傷のリスクがありますので時間は15~20分以内を守ってください。
痛みがマシになったら15~20分以内でも終了するタイミングなので睡眠中などは行わないでくださいね。
②少しずつ動かす
動かすと痛いのに何を言っているんだ!と思うかもしれませんが、痛みを少し感じるくらいで無理はしない前提での方法です。氷袋で冷やして鈍感になったところで行ってゆきますが、いっきに動かすのではなく少しだけ動かすようにしましょう。
そうすると硬くなった筋肉から老廃物が出て行き筋肉が伸び縮みしやすくなります。
あくまで少しず行って無理のない範囲で行うのがポイントです。
そうすると少しずつ痛みなく動かせる範囲が大きくなってきます。
少しずつなんてじれったい!と、痛みをガマンしすぎるくらいいっきに動かすと硬い筋肉を無理に伸び縮みさせることで痛みが悪化してしまいますので注意してくださいね。
③体の疲れを回復させる
実は寝違いは体の疲れがたまっている時におこりやすいんです。その疲れで筋肉の疲労回復が遅くなってしまい、寝ている間に固まってしまうんですね。
なので疲労がたまった状態のままでは硬くなった筋肉もやわらかく回復できません。
とうぜん、ポイント①、②を行っても痛みがなくなるまでの日にちもかかってしまいます。
いつもよりもゆっくりと過してしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
【当院の寝違い治療】
・体を支える骨のズレをやさしく手で整えてスムーズに首が動かせるようにします。
寝違いは首の骨がわずかにズレてかみ合わせが悪くなることで首を動かすときに痛みを感じます。
この骨のかみ合わせを整えるだけでも動きがスムーズになり向けなかった方向をむけるようになる場合もありますので骨のかみ合わせはとても重要なポイントです。
それをゆっくりと首を左右に動かすような動きで整えてゆきます。痛みなく動かせるくらいで十分なので痛みはありませんよ。
・動きをジャマしているかたくなった筋肉をやわらかくして痛みをとります。
痛みを感じているのは寝違いのほとんどのケースで筋肉が感じています。これは疲れがたまって硬くなった筋肉がうまく伸び縮みできなくなってしまい、筋肉が伸びたり縮んだりするときに伸びないものを伸ばすようになってしまうので痛みを感じてしまいます。
なので筋肉の血液の流れをよくして筋肉の柔軟性を出してゆきます。方法は筋肉を軽く圧迫するくらいの力で血流をよくしてゆきます。筋肉の疲れがきつい場合は鍼治療を加えるケースもあります。
・全身の自然治癒力をアップさせて疲労を回復し、治ろうとする力を最大限に引き出します。
体の治ろうとする自然治癒力が低下していては回復が遅くなってしまいます。なので早く痛みのない元の状態に治るには自然治癒力が重要になってきます。この力をしっかりと引き出すには体のゆがみや筋肉の疲労がない状態のほうが寝違いに治癒力が集中されます。
なので早く寝違いを治してぶり返さないようにするには首だけではなく全身を整えてあげることも必要になってきます。
【気をつけたい寝違いのタイプ】
寝違いはぎっくり腰の症状ととても似ています。いわば首のぎっくりです。
痛みが軽い寝違いなら、少しずつ動かすようにしてゆけば1日で治ってくれることもあります。
その時は決していっきに動かそうとせずに少しずつ動かしてゆくことがポイントです。
しかし首の痛みが寝違いならまだいいのですが、場合によっては頚椎症(けいついしょう)という病名がつく状態が隠れていることもあります。
ピクリとも首を動かせない首の痛み、息をするだけでも激しく痛む、ジッとしていても痛む、2ヶ月以内に2回以上繰り返す場合は、体の専門家の意見を聞くことをおすすめします。
もしもあなたの寝違いがそこまでの痛みではないにしても、明日から出張だ、大事な用事があるなど今すぐ首の痛みをなくしたいという方はプロの力をかりるのが寝違いの痛みを改善するもっとも近道ですよ。
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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