cure-hiwatashi三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
一度は経験している『肩がこった』という体験。
しかし、ほっといて治る場合もあれば、しばらく毎日感じる場合もあります。
このしばらく毎日感じるの状態をほっておいてしまうと、いつも肩がこっている慢性的な肩こりと
だんだんなってくるんですね。
・毎日、左側にあるパソコンの画面を見るために、左方向に首を向けている。
・家に帰っていつも同じソファに同じ体勢ですわり、長時間じっと動かずにテレビを見ている。
・いつもベットに寝転がりながらスマホで長時間動画を見ている
このような習慣のある方は、慢性的な肩こりになりやすいと言えます。
【集中、没頭が肩こりを助長する】
一時間に一度立ち上がって少し歩く、肩を回すなど意識的に筋肉を動かす
だけでも身体の血液の循環を促してくれてある程度の予防になるのですが
何かに集中している時は時間が経つのも忘れて没頭してしまうこともあります。
で、終ってみると『肩がこったなぁ～』となる事が多いですよね。
肩こりは姿勢の悪さや同じ筋肉ばかりに負担をかけることによっておこってきますが、 長時間同じ体勢をとり続ける事も同じ筋肉に負担をかけることになるので悪化の要因になります。
筋肉を動かさないことによって伸び縮みによる筋肉内の血液循環が低下してしまい、
筋肉を柔らかく保つための酸素や栄養が不足してしまいます。
それによって筋肉が硬くなり、肩こりになってしまうんですね。
心臓の拍動だけでは筋肉内の血液循環が十分でなく、柔らかい筋肉を保つには追いつかないのです。
【肩こりストレッチに効果を感じないのは？】
では、慢性的な肩こりは筋肉を動かして循環を良くして、あげれば改善されてくることになります。
しかし、慢性的な肩こりにまで状態が悪化してしまっているような方は、
肩の関節や肩甲骨の周りの筋肉がすでにガチガチに固くなっているので、筋肉内の血液循環が十分になるほど筋肉を伸び縮みさせることができなくなっている事がほとんどです。
なので、肩こり体操や肩こりストレッチをやってみてもなかなか思ったほど肩こりに効果が出ないのですね。
もちろん、地道に続ければ最初は効果を感じなくとも、だんだんと肩こりはマシになってくるのですが、
あまりにも肩の筋肉が固くなっている場合、効果が出るまでの過程で『痛み』が起こってくることがあります。 無理に動かす事によって、筋肉を傷つけてしまい『ケガ』になってしまているんですね。
私が以前にブログで【オフィスでできる！座ったままで肩こりストレッチ】という記事を書きましたが、あくまで気持ちが良い程度で無理をしないで欲しいと書いているのはそのためです。
【専門家に任せた方が良い場合も】
慢性的な肩こりの場合は、セルフケアだけではどうしても限界があります。
自分の身体のことなので、ご自身で何とかしたいという気持ちは解りますが、
・6ヶ月以上、週に1度は肩こりを感じている
・バンザイがまっすぐできない
・うしろを振り向こうと思っても首が回らなくなっている
と言うようなことが1つでも当てはまるなら、専門家の指導や治療を受けて筋肉が十分に伸び縮みできるところまで回復してから肩こりのセルフケアを続けるようにしてゆく事をお勧めいたします。
無理に頑張って、ケガになってしまい、痛いから動かさなくなって更に肩こりがひどくなってしまっては元も子もないですし、ご自身の状態に合わせて慢性的な肩こりを改善していきましょうね。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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