ツボ押しケア【ギューっとこめかみを締め付ける頭痛でお悩みの方】

投稿日 2017年3月26日
更新日 2021年2月5日
著者 cure-hiwatashi
カテゴリー Blog
カテゴリー頭痛

3月27日（月）

三宮鍼灸・整体院　ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
ほんとに早いもので３月も終わりが近づいてきましたね。今の時期は年度末で３月中は忙しくされている方も多いのではないでしょうか。

デスクワークがメインの方はずっとデスクで仕事をしているといつの間にかこめかみがギューっと締め付けられるように痛くなってきたりしていませんか？

目の使いすぎから来ているのかな？と目薬をさしたり、こめかみをゴリゴリと仕事の合間に自分でマッサージしてもあまりこめかみの痛みは変わらなかったり。

最初は片方だけだったのにだんだんと両方が痛くなってきて最近は何だかフワフワしためまいも出てきた。といったことになっていませんでしょうか。
こめかみがギューっと締め付けられるように痛むのは『緊張型頭痛』と言われるもので、肩コリや首のコリ、アゴの筋肉から頭痛が誘発されます。

筋肉が硬くなってしまうと、筋肉の中の血流が悪くなり老廃物や疲労物質がたまってきます。それによって周りの神経が刺激されてしまい、締めつけるようなこめかみの痛みを起こすのです。

悪化する要因としては首や肩の筋肉のコリの悪化、そして精神的なストレスがあげられます。

精神的なストレスはこめかみが痛いという『痛みからのストレス』も加わることで筋肉をより緊張させてしまうのです。

年度末で忙しくされている方には緊張型頭痛によるこめかみの痛みが起こりやすい条件がそろってしまう時期といえます。

次にギューっと締め付けられるようなこめかみの頭痛のセルフケアを書きましたのでやってみてくださいね。

【忙しい時に自分でできるこめかみの痛みツボケア（緊張型頭痛）】

《ツボを使う》
こめかみのギューっと締め付けられるような痛みの場合は筋肉の緊張が原因ですので、とくにこめかみの筋肉を効果的に和らげてくれるツボを使います。

ぐりぐり押すよりも、指の腹で左右のツボを同時にぐーっとゆっくり押さえる方が効果的です。

力の加減は痛きもちいいくらいで10秒ほど押して５秒休んでまた10秒押すようにするといいでしょう。
これを１つのツボに対して3回くりかえします。

・太陽（たいよう）ピンクの矢印シールの先端
まゆ尻と目尻を結んだラインの真ん中で目の周りの骨の耳側寄りにあります。
アゴをかみしめたときに筋肉が盛り上がる部分です。

・角孫（かくそん）ピンクの矢印シール
耳を前に折ったときの耳先にあたるところで髪の生え際にあります。

・頬車（きょうしゃ）青い矢印シール
耳タブの付け根からアゴのエラの角との間にあります。少しくぼんだところを後ろから前に押す感じになります。

ぐりぐり押すよりも、指の腹で左右のツボを同時にぐーっとゆっくり押さえる方が効果的です。力の加減は痛きもちいいくらいで10秒ほど押して５秒休んでまた10秒押すようにするといいでしょう。これを１つのツボに対して3回くりかえします。

痛みが起こってからよりも、仕事の合間など予防的に行うといいと思います。
もしもほぼ毎日、しかも3カ月以上に及んで頭痛が続く場合は緊張型頭痛が慢性化してしまっていると考えられます。

筋肉の緊張がかなり強くなってしまっているので、自分だけで解決しようとせずに病院や整体、鍼灸など体の専門家のアドバイスや治療を受けた方が早くこめかみの頭痛を解消できると思いますよ。
当院ではこめかみのギューっと締め付けられるような頭痛の場合、体全体のゆがみを整え筋肉がゆるみやすい状態にしてから整体や鍼灸で首や肩のコリを解消してリラックスしやすい体にすることでこめかみの頭痛の原因である筋肉とストレスの両面にアプローチしています。

もし、こめかみの頭痛でお悩みならばぜひご相談くださいね。

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

鍼灸師・柔道整復師　樋渡聰介　監修
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