鍼治療でできること

内臓と筋肉の調整

内臓の調整

胃痛、便秘、自律神経失調、呼吸器、ストレスといった内臓の不調に対して経絡や経穴の調整によって自己回復力を促進して改善へと向かわせます。

経絡や経穴が現れている皮フ表面に鍼が軽く触れるくらい、もしくは浅く(1~3ミリ)鍼をうつ程度なので刺激を感じることはほとんどありません。

経絡や経穴はとても繊細なのでこのくらい軽い刺激でないと効果的にならないのです。 主に日本で発達した伝統的な鍼の使い方でとてもソフトな方法で鍼をおこなったことにさえ気づかないくらい軽い刺激での調整方法です。

筋肉の調整

肩こり、筋肉性の頭痛、腰痛、坐骨神経痛などの筋肉や神経の症状に対して筋肉を調整することで血行をよくして自己回復力を促進し改善へと向かわせます。

筋肉や神経の流れに合わせて鍼をおこなうので経絡や経穴ではなく解剖学的に考えて鍼をおこなう調整方法です。刺激した筋肉から神経に刺激が伝わることで血流を促し筋肉の再生をうながします。

筋肉に刺激を伝える方法なので刺激を感じることが多いですが、筋肉への独特の感覚である「ひびき感」という感覚で注射やぬい針で刺したときのような痛みとは全く別の刺激感です。

筋肉に当たるように刺入してゆきますが鍼が細いので血が出るようなことは基本的にありません。

ひびき感は筋肉を直接さわられているような感覚なのでここちよく感じるかたもおられます。

当院でつかう鍼の種類

てい鍼とごう鍼

てい鍼

主に内臓の調整をおこなうときに経絡や経穴に対して使用します。
先が丸く刺さらないようにした鍼の形状で皮フに軽く触れるようにして経絡、経穴の気の調整をおこないます。
刺さない鍼なんて意外に思うかもしれませんが古代からの伝統的な鍼の形状で気の調整に特化した鍼です。

ごう鍼

主に筋肉の調整をおこなうときに筋肉に対して使用します。一般にイメージする鍼はこちらになると思います。

鍼をうって直接筋肉を刺激するための鍼で太さは0.14㎜~0.18㎜と種類がありますが1㎜にも満たない細さです。やわらかくしなるので折れ切れることもありません。滅菌パックされた使い捨ての鍼なので衛生的に使用でき安心です。

鍼施術の手順

問診

改善したい症状や体の状態、生活リズムなどについて詳しくお話をお聞きします。

脈診(みゃくしん)と
腹診(ふくしん)

東洋医学特有の検査法で手首や足首の脈の状態(速さ、硬さ、強さ、滑らかさなど)やお腹の硬さなどから体の内側でどんなことが起こっていて症状がでているのか原因を見つけます。

鍼(てい鍼・ごう鍼)

脈診でわかった原因(内臓や筋肉)に対して状態を改善させるためにてい鍼・ごう鍼施術をおこないます。
どこの経穴、筋肉におこなうかは症状や個人の体質によって変ってきます。

てい鍼による手の経穴へ接触させる鍼
ごう鍼による腰の筋肉への鍼
施術後判定とホームケア

施術後の体の変化を確認し、かんたんで効果的なホームケアをお伝えして終了です。

院長より
こんなかたに鍼はおすすめ

  • 体の中(内臓)から症状を良くして健康のベースをもっとあげたい
  • とにかく全身が疲れていて寝てもスッキリしない
  • 自律神経を整えて免疫や回復力を活性化したい
  • 東洋医学などの考え方が自分にはあっていると思う
  • 病院でみてもらおうと思ってもこの症状が何科のものなのかわからない
  • 鍼灸治療が良いのは知っているけど、以前受けた鍼治療が自分には合わなかった

鍼灸は歴史が長いので様々な方法があります。どれも素晴らしいものと思いますが私が長年学び続けていく中で良いと感じた方法がだけが残っていき、それが今おこなっている鍼の方法です。

鍼をしたことが無いかたでも安心してうけてもらえるように改良を重ねた方法ですので、鍼は初めてだけど今の症状には鍼がいいかも?というかた、鍼は合わないと思っているかたにもご活用いただければと思います。

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介
(鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修)