こんな症状はありませんか?
- いつも腰が重だるくてちょっとしたことで痛みを感じる
- イスから立ち上がった時に腰が痛くて伸ばせない
- 普段から腰痛に気をつける生活が10年以上続いている
- 落ちたものをなに気なく拾おうとすると腰から背中に痛みが走る
- 朝は腰がかたまって伸ばせないが昼にはマシになる
この他にも腰痛には様々な症状があります。
それは仕事内容や生活習慣、スポーツ歴など、なぜ腰痛になってしまったのかは人によって症状に細かな違いがあり、必要な原因へのアプローチが人それぞれで違うこともよくみられます。
腰痛は本当に
骨や椎間板が原因?
よく腰痛の原因は腰の骨や椎間板の状態がよくないからというお話しを聞くことがあると思います。
しかし、欧米の研究ではそうとは言い切れない研究結果が出ています。
その研究の内容は腰痛がない98人の成人に協力してもらい腰のMRIを撮影し、そのMRI画像を何も言わずに放射線の専門医にMRI画像をみてもらい、どれくらいの割合で異常を見つけるのかを調べたそうです。
結果はまったく症状のない人の60%以上に腰のMRI画像に異常を見つけ出したとのことでした。
この結果から加齢や高負荷による腰の骨や椎間板の異常が腰痛の原因であれば、腰痛のない人にも同じように異常がみられるのはおかしな話となるわけです。 つまり過去にレントゲンやMRIを撮って椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といわれたとしても今の腰痛の原因ではない可能性もあるということです。
(参考文献)Jensen MC, Brant-Zawadzki MN, Obuchowski N, Modic MT, Malkasian D, Ross JS. Magnetic resonance imaging of the lumbar spine in people without back pain. N Engl J Med. 1994 Jul 14;331(2):69-73. PubMed PMID: 8208267
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腰だけじゃない
腰痛の原因
腰痛にはたくさんの病名がありますが、腰痛のかたは共通して腰の筋肉がとても硬くなっています。
筋肉は硬くなると痛みやだるさを感じさせる特性があります。腰の筋肉の硬さが痛みやだるさの元となっているのです。 ではなぜ腰の筋肉が硬くなってしまうのでしょう?それこそが腰痛の本当の原因となってきます。
体の内側と外側
腰の筋肉が硬くなる原因のひとつに骨格のゆがみがあります。
立っている時に片足に体重をかける、足を組んで座る、悪い姿勢などでも体のゆがみの元になります。
このゆがみによって体のバランスが乱れることでいつの間にか腰の筋肉に力が入り、筋肉の疲労によって硬くなってゆきます。
そして、そのゆがみを自分で整えやわらかい筋肉へと回復させられるだけの自己治癒力が発揮できていないことが何よりも大きな根本原因です。
腰以外にも意識を向けてみてみると、腰の症状の他にも体が重だるい、便秘、足がむくむなどの自覚症状はないでしょうか?
このような場合、腰痛だけでなく体のコンデション自体が低下(悪化)し、十分に自己治癒力が発揮できないことで腰痛が治らずに慢性的なものになっています。
そうなると腰の筋肉やゆがみをいくら整えたとしても腰痛をくり返してしまいます。
これを改善するには、腰だけでなく体をひとつと捉えて内側(内臓、血液循環や代謝)と外側(骨格や筋肉)の両方を整えてゆくことが大切です。 内側と外側から腰痛を治療してゆくことで自己治癒力が発揮されて健康レベルが底上げされます。この健康レベルの底上げによって自己治癒力も引き上げられるので腰痛の根本的な改善へと向かってゆきます。
腰痛治療
内側へのアプローチ
内臓の血液の流れをよくすることで老廃物が押し流されて内臓本来の機能が発揮できるようになります。
内臓は体のコンデション面に大きく関わっており、疲労や老廃物がたまっていると免疫力や自己治癒力が低下してしまいます。
内臓の血液循環をよくするためには血液の流れをコントロールしている自律神経の働きが重要です。この自律神経にアプローチすることで内側の環境を整えてゆきます。
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手で行う検査で体のコンデションを調べたのちに特殊な触れ方でお腹に触れることで自律神経に働きかけることができます。
繊細な感覚をもつ皮フと自律神経は密接に繋がっているので、特殊な触れ方で皮フから刺激をつたえて内臓の血液の流れを整える方法です。
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外側へのアプローチ
骨盤をはじめ骨格のゆがみやズレなどを整えて関節を正しい位置にすることで血管の通り道が広がり血液の流れがよりスムーズになります。これによって腰の筋肉もより一層やわらかくなってゆきます。
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骨格を整える方法は肩や肘、膝や股関節といった手足の関節を曲げ伸ばししながら筋肉を動かすことで全身の骨格を整える方法なので体への負担がとても少ない施術です。
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ホームケア
腰痛の症状やお仕事の内容、生活習慣などに合わせたホームケアをお伝えします。ラクに続けられるように短時間で簡単、そして効果的なものをお伝えしています。
治療だけではなくホームケアで施術の後押しをご自身でもおこなっていただけます。
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院長よりひとこと
腰痛は何かをきっかけに始まったもの、いつの間にか痛くなってしまったものときっかけも様々です。
そこには筋肉や内臓の疲れの蓄積、生活習慣の変化、ストレスの増加などもあり腰痛にいたるまでの背景があります。
その背景からこれまでに腰痛をくり返してきたかたもいるかもしれません。
施術をとおして腰痛をくりかえさない体のコンデションに整えることと背景に合わせたホームケアをお伝えすることで毎日がより良いものになってゆくようにお力になれればと思います。
![鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介](https://cure-hiwatashi.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/181010c5e6f8c85103e2aff4d043a509-scaled-e1612322933909-1024x1024.jpg)