いつもありがとうございます。鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
少し寒さがましてきましたね~
これは夜には冷え込みがキツくなりそうな予感がしますね。
温かくしてお休みくださいね!
さて昨日、ギックリ腰の患者さんが来院されました。
この方は夏に一度来院されていたのですが、その時もギックリ腰でした。
今日のブログは腰痛の状態をお伝えするのではなく、体についての考え方を見直して欲しいと
思い、詳しい症状は書いておりませんがギックリの経験や慢性腰痛の方には是非、
読んでもらいたいと思います。
休日もなく、朝から晩まで忙しく仕事をされています。
その結果、疲れがたまり、ギックリ腰という形で体が強制的にブレーキを
かけたんですね。
その時は鍼をしたんですが、体質的に鍼が良く効く方なんでしょう。
『腰、全然痛くない!』
と、喜んで帰られました。
痛みだけではなく、身体の状態も回復させておかないと、今回よくなってもまた同じように痛くなってしまう事を
お伝えしていたのですがお忙しかったそうです。
それからおとついまで、腰の調子は良かったそうなのですが咳をした拍子に
腰に電気が走り、同時に痛みも走り、今回のギックリになってしまいました。
働き方は夏から変わっていなかったそうなので
疲労が溜まっている状態なのは夏から変わっていなかったと考えられます。
その結果、体はまたブレーキをかけたんですね。
しかも、
今回は前回のギックリよりもキツイ状態でしたので、体は「前回程度じゃ止まらないな」と考えたのかもしれませんね。
それで今年2回目のギックリになってしまったんですね。
昨日来院された時は腰が真っ直ぐに伸ばせない、上半身が左に傾くいたまま、歩くのもツライし真っ直ぐ歩けないと
ご本人さんも『こんなのは初めてです』とおっしゃっていました。
今回は身体の疲労もゆがみも前回よりもひどく、骨盤の矯正と鍼をしました。
疲労もかなり溜まっていて身体の自然治癒力が十分に発揮されず、回復よりも疲労の溜まる勢いの方が強くなって
いたので
痛みや筋肉だけでなく、身体の回復力がちゃんと発揮できるように東洋医学に基づいた鍼もおこないました。
結果、今回も
『全然違う!!真っ直ぐ歩ける!』
と、喜んでもらえました。
(そうとう鍼が効きやすいタイプの方なのだと思います。)
今後の為にも腰をしっかり治療して行くほうがいい事をお伝えすると、さすがに今回はご本人さんも考えてもらえましたが、
来年にならないと仕事にゆとりが作れないそうで、来年になったらしっかりと治療を受けるようにするとの事でした。
仕事が忙しくてゆっくり休む事が難しいことは確かにあるとは思います。
しかし、その忙しさに体が耐えれるのかどうかも仕事をする上ではとても
重要になってくると思います。
体が耐えられないのであれば、
仕事をこなす能力はあっても実際にその仕事は『できない仕事』になってしまいます。
そういった事にならないように、ハードな仕事であればあるほど、ご自身の身体をベストな状態に保つことが
必要なんじゃないかと当院では考えています。
スポーツ選手が試合前から身体を作ってベストなプレーができるようにしていくのと同じですね。
皆さんも仕事が忙しくなりそうな時は、身体のコンデションを整えるようにしてくださいね!
それでは今日も健やかにお過ごしください。
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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