【あれ?そうなの!?それ非効率なストレス解消法です】

さてさて、今日はすっかり冬な感じの気温と風の冷たさですが

これからはこんな日が当たり前になってくるんですね~

寒さが苦手なボクは『恐ろしやっ!』といった感じです(笑)

この冬の寒さ自体がボクにとっては最大のストレスかも知れません。

ストレスといえば、皆さんはどのように解消されていますか??

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仕事、人間関係、環境、社会などストレスの感じ方は皆さんそれぞれですが、

解消方法も様々ですね!

多くの方は、何か楽しい事をして落ち込んだり、イライラしたテンションを

楽しい方向に上げて解消しようとすると思います。

友人と飲みに行ったり、甘いものをいつもよりたくさん食べたり、

TVゲーム等をしてスカッと気分が晴れる事をしたくなりますね。

これらの行動は脳に作用し、ホルモンの一種のドーパミンの分泌を促します。

ドーパミンは『快感や多幸感を得る』作用のあるホルモンなので

一時的に気分が良くなりテンションは上がります。

しかし

ご存知でしょうか??

ストレス解消法にも効率的なものと、非効率的なものがあるんですよ。

つまり、効果的かそうでないかという事になりますね。

アメリカの米国心理学会によるデータなので、日本にどこまでマッチするかは少し疑問ですが

参考にされてみるのもいいと思います。http://www.apa.org/

【効果が低いストレス解消法】

・ギャンブル

・タバコ

・お酒

・やけ食い

・TVゲーム、インターネット

・テレビ、映画を2時間以上観る

なるほど、ストレス解消に思いつく項目ではありますが、効果が低く効率的ではないのですね。

あまり体にいい感じはしないものが多いですしね(笑)

やけ食い、飲酒、ギャンブルなどはドーパミンの高揚感や快感、多幸感などが忘れられずに、

中毒症状が見られる事もありますので、やはり程ほどが良いようですね~

ではでは、反対に効果の高い効率的なストレス解消法はどんなことなんでしょうか??

【効果的なストレス解消法】

・エクササイズをする

・礼拝に出席する

・読書や音楽を楽しむ

・家族や友達と過ごす

・マッサージを受ける

・散歩する

・瞑想やヨガを楽しむ

・趣味の時間を過ごす

なるほど、効果的なストレス解消法とは全体的に静的なイメージのモノが多いようですね。

クリスチャンではないので、礼拝がどんなものなのか解らないのですが

お寺やお墓参り、神社への参拝といったところなんでしょうね!

効果の低い解消法の時によく放出されるドーパミンですが

実は、気分の快感、多幸感と言うのは持続時間が短く、長く続きしないんです。

祭りの後に何となく寂しく感じる事があるのはそのせいでしょうか??(笑)

一時の瞬間的な開放感といった感じですね。

一方で、効果が高いストレス解消法は、ドーパミンも放出させますが

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、

気分を良くしたり痛みを緩和させたりするオキシトシンなどの

脳内ホルモンを活性化させてくれます。

これらのホルモンは持続時間が長いとされているので、気分のいい状態が長く持続できます。

脳がリラックスと集中モードの間くらいになれるので、頭がスッキリしてやる気や根気が湧いてきます!

でも、セロトニンが出過ぎると眠くもなってきますが(笑)

しかしこれらの幸せホルモンは

ストレスホルモンを減少させ、治癒反応を体に起こす効果が期待できるといわれています。

なので、ボク達のような仕事をする方にはとても重要なホルモンなんです。

本当に効果があるストレス解消法とは、ドーパミンを出してテンションを上がることではなく

静かに集中して心を落ち着かせる事なのだという事がわかりましたね~
これから年末年始でテンションが上がってドーパミンが良く出る『忘年会シーズン』ですが

ふっと心穏やかになれるひと時を大事にして来年に備えたいですね!

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修

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