【骨の変形と腰痛は関係ないんですよ】

3月15日(水)

神戸三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪

最近の昼間の暖かさがうれしいく感じますが夜は風も冷たく、まだまだジャンパーやダウンをクリーニングに出すわけにはいきませんね。

気温差で風邪を引かないように気をつけてくださいね。

そして、
今の時季でも冷え込みで足元が冷えると腰痛持ちの方の場合、腰の痛みが悪化してしまう事があります。

・過去にレントゲンで腰の骨が変形していると言われたことがある

・腰の骨を圧迫骨折してしまってそれから腰痛が治らない

・もう年齢的なものだから仕方がないと言われてショックだった

慢性的な腰痛の場合、こんな経験をされている方もおられるのではないでしょうか?

こんな経験があると

『骨の変形ならもうこの腰痛はどうしようもないんか・・・。』

と思ってしまって何かしたいという気力も湧かないかもしれませんね。

でも諦めないでください。
最近の研究では腰痛の原因が必ず骨にあるとは限らないことがわかってきています。


例えば、コチラのような研究結果が報告されています。

■腰痛患者200名と健常者200名のX線写真を比較した研究によると、両群間に変形性脊椎症、骨粗鬆症、椎体圧迫骨折などの異常検出率に差は認められなかった。したがって老化による解剖学的変化が腰痛の原因とは考えられないと結論。

■腰痛患者378名と健常者217名の腰部X線写真を比較した研究でも、両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、加齢と共に増加する傾向が見られることから、変形は正常な老化現象にすぎず、腰痛の原因とは考えられないと結論。

つまり、腰痛と骨の問題は別の問題で、たしかに年齢によって骨は変形しやすくなってきますが、それによって腰痛が起こるわけではないという事なんですね。

もう歳だから腰痛は仕方がないのかな?骨も変形してしまっているし・・・と思っていたとしても
腰痛が治るという希望はあるのです。

最近では慢性腰痛の多くは筋肉の血流不足によっておこる『虚血性疼痛(きょけつせいとうつう)』が痛みの原因と考えられています。

もちろん、足が麻痺して動かなかったり大小便の機能麻痺などがあるような腰痛までもがすべて筋肉の問題という事ではありませんが、医師からの手術を勧められていない腰痛ならば筋肉の血流改善によって改善される見込みがあります。

もし年齢や腰の骨の変形で腰痛は仕方がないと諦めてしまっているならぜひ一度、当院へご相談ください。

長年の腰痛でもしっかりと原因にアプローチしてゆけばきっと良くなってくれますよ。

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修

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