神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
肩がこる、特に集中して仕事をした後はガチガチになってしまて・・・
肩こりを慢性的に感じている方はこんな経験があるのではないでしょうか?
今回は肩こりの人に共通するある『クセ』について書いてゆきます。
このクセを意識してみるだけで今まで何をやっても肩こりが治らない、マッサージを受けても次の日には戻ってしまっているというような慢性的な肩こりが軽減してきます。
普段まったく意識していなかったことが今の肩こりに影響して治らなくなっているのかもしれません。
今回お伝えしたいのは肩こりの原因が『歯の接触』(噛みしめ)にあるかもしれないということです
【肩こりの原因となるクセ TCHとは】
みなさんはTCHというクセをご存知でしょうか?
TCH(Tooth Contacting Habit) とは「 歯列接触癖」の略で上と下の歯を必要のない時に接触させるクセをいいます。
意外と思われる方も多いと思いますが本来、上と下の歯は普段口を閉じていても『触れていない』ことが普通なのです。
TCHは歯科の先生が提唱されてからまだ十数年なので知らないという方がほとんどだと思います。
しかし、これが慢性的な肩こりだけでなく顎関節症につながると歯科の先生たちの研究でわかってきました。
上と下の歯を必要のない時に接触させると聞くと、くいしばりや噛みしめがイメージされると思うのですが接触という単語が使われているのがポイントなんです。
人間はほんの少しでも上下の歯が接触していると無意識にアゴの筋肉に力が入ってしまいます。
これは上と下の歯で髪の毛一本を噛んでも「何か噛んでいる」という感触があるくらい歯の噛んでいる感覚は本来繊細だからなのですが、その感覚がいつもあると人間の脳は慣れて勘ちがいをおこして歯が触れているのが普通となってしまいます。
しかし、歯が触れていると言うことはアゴの筋肉に力が入っているということなので無意識にアゴに力を入れ続けてしまうことになります。
そうして行くとだんだんとアゴの筋肉が疲れてくるので、次は首の筋肉を使ってアゴの筋肉のサポートをします。
そして首の筋肉も疲れてくると、今度は肩の筋肉を使ってアゴの筋肉をサポートします。
こうやってアゴから首、肩に疲労が拡がり慢性的な『肩こり』になってしまうんですね。
【肩こり改善ポイントは歯を意識するだけ!】
TCHが慢性的な肩こりの元になっているのなら、上下の歯を接触させないクセを新しくつければいいのですね。脳化学ではクセを無くすよりも新しいクセをつる方が定着するスピードが早いと言われています。
なので、歯を接触させないクセを新しくつける方法として『付せん』を使います。
『歯を離してリラックス♪』
『歯は離れてる?』
『口は閉じても歯は離せ』
などと書いた付せんを普段から目につくところに貼ります。10箇所以上は貼っておきましょう。
会社ならパソコンの画面に、電話の受話器などがよさそうですし、お家ならテレビのリモコン、よく使っている鏡、壁掛け時計などもいいかもしれませんね。
スマホの待ちうけ画面にしてしまうのも効果的と思います。
こういった工夫で歯をはなして接触させないクセをつけてゆくと早い人で2週間、遅くとも3ヶ月続けることでTCHは改善されて肩こりも改善されてきます。
単純なことほど効果的なんですよ。
≪まとめ≫
・肩こりの原因が『歯の接触』にあるかもしれない
・接触のクセは自覚しにくいので気付かないことも多い。
・歯があたっていないか注意することで肩こりも改善される。
・クセの改善には付せんを使って10箇所以上に貼る。
ちょっとした注意で今まで何をやっても肩こりが治らない、マッサージを受けても次の日には戻ってしまっているというような慢性的な肩こりが軽減してきます。
まずは付せんを用意することから始めてみてはいかがでしょうか?
最近は色んな付せんがありますのでお気に入りがみつかると挫折せずに楽しく続けられるかもしれません。
慢性的に肩こりを感じている方はずっと頭の片隅に『肩こり』というワードがあるのではないでしょうか?
そんなマイナスな意識がなくなれば、おのずとプラス思考になって雰囲気も気分も明るく過せるかもしれませんよ。
噛みしめを改善するには整体もおすすめです。噛みしめからの肩こり整体をご希望の方はご予約のうえご来院くださいね。
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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