8月4日(火)
【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます♪
毎日暑いですがちょっと夏バテについて書いておこうと思います。
夏バテなんてのは気力の問題だ!!
と昭和な感覚は最近では聞かなくなりましたね~
大体が、『体の冷え』であることが知られてきたからでしょうか??
まだ今のようにエアコンが普及していなかった時代の夏バテは、暑さで水分ばかりを取ることによって
胃液が薄まり、胃腸の調子を崩してしまい食欲が湧かずに体力が低下してしまい
体のだるさや、動きにくさを感じていたのだと思います。
しかし、
今の時代はちょっと違う様相を呈していますね。
単純に体が冷えることによって、体の機能が低下している感じです。
人の体温は、平熱のときに最も効率よく内臓が働いてくれるようにできています。
それは酵素や、腸内細菌がしっかり働くには、一定の温度が必要だからです。
冷えた体では消化活動や体内の代謝活動が低下してしまうので
ダルさや疲労感、食欲不振が起こってくるんですね。
なので、単純に体が冷えるというだけでも体の調子は崩れて行きます。
これは長時間、エアコンの効いた部屋にいる事で起こるのは想像できますね。
エアコンで冷えた体は、少しの室温の上昇でも暑いと感じます。
キンキンに冷えた部屋でくつろいでから外に出た時が最高に暑さを感じますが
体を触ってみても、肌は冷たいと思います。
つまり、実際には体は平熱以上の熱を持っているわけではないのですね。
しかし
最高に暑く感じているので、つい冷たいものが欲しくなります。
で、コンビニや自販機で冷た~い飲み物やアイスを買ってしまうのですね~
内臓が冷やされてしまうのですね。
これを繰り返すうちにひどい夏バテになってゆくわけです。
では夏バテを防ぐにはどうするのが良いでしょうか?
単純ですが、入浴に限ります。
ついシャワーで済ませてしまいがちですが、先ほど書きましたように
体は温度の上昇に敏感になっていますので、シャワーで温かいと感じている温度でも
しっかりと湯船に浸かって体を温めてから、もう一度同じ温度のシャワーを浴びてみると
温かいというよりも冷たいよりのぬるさを感じると思います。
しっかり温もった後では体感温度が違うのですね。
もう一つの方法は
温かいものを食べる事です。
単純に体を内側から温めてくれます。食べ終わった後に少し汗ばむくらいが
ちょうど良いと思ってくださいね。
ちなみに、辛いものでも汗をかきますが
体を温めるというのとはちょっと違いますのでお気をつけください。
夏はまだまだこれからですし、なつだから冷たいものが特に美味しい季節です。
夏バテしてしまわない範囲で夏を楽しむのが
次の秋冬をすごし易い体つくりに繋がりますので、ちょっと気をつけてみましょうね!
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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