1月20日(金)
神戸市中央区三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
寒い日が続くようになって足元からの冷えがこたえる時季になってきましたね。
私も足元が冷えないように、職場のデスクの足元には小さな電気カーペットを敷いています。
意外とこれだけでも足元からの冷えの侵入を予防できますよ。
デスクワークでオフィスでの冷えでお困りの方はお試しくださいね!
しかし、立ち仕事の場合はそうもいかないですよね。
立ち続けることで足から腰の下半身の筋肉に疲労がたまる事と、足元が冷えることで腰痛を発症してしまうリスクがより高まります。
立ち仕事の方の場合、私は冷え対策としてレッグウォーマーをお勧めしていますが、もう一つの下半身の筋肉疲労に対して今回はフォーカスしてみようと思います。
下半身の筋肉疲労がたまってきた場合、脚のダルさを感じる事もありますが、腰のダルさを感じる事の方が多いのではないでしょうか?
腰のダルさを感じるのは腰痛の初期症状ともいわれています。
もしも最近、特に腰のダルさを感じている方はこのまま腰痛になってしまうのではないか?と不安に感じているかもしれませんね。
そんな腰痛予備軍の自覚がある方は、本格的な腰痛になってしまう前にぜひ参考にしてみてくださいね。
【≪腰の疲労感≫を生じる原因はすでに調査されています】
この研究では、
16名の健常成人を対象に立位姿勢を維持するようにしてもらい、立位姿勢をとっている最中の腰回りとお尻の筋肉の活動、姿勢の変化、背中の皮膚温度、腰の疲労感を感じた時間などを測定しました。
そして、そこから得られた結果を対象者ごとに比較しました。
その結果、腰回りとお尻の筋肉の活動や姿勢の変化、背中の皮膚温に関しては、対象者ごとに大きな変化は認められませんでした。
しかし、
13/16人が2時間の立位姿勢で≪腰の疲労感≫をうったえたという結果が得られました。
つまり、≪腰の疲労感≫を生じる原因として姿勢の変化や背中の皮膚の温度などではなく、
【2時間程度の立位姿勢を継続する】という要因が腰の疲労感を生じるという結果が導き出されました。
長時間の立ち仕事をされる方は、2時間おきに座っての休憩や、しゃがんでの作業をするなどの工夫をすることで腰の疲労感やダルさをある程度防ぐことができると考えられ、腰痛の予防に繋がるとも考えられます。
【でも2時間おきの休憩なんてなかなかとる事ができない・・・】
もちろん、職種によってはなかなか2時間おきに座って休憩を取ることが難しい場合もあると思います。
そんな場合は、その場でなるべく太ももを高く上げて足踏みをしてみてください。
高く太ももを上げることによって太ももはもちろん、お尻の筋肉や股関節周りの筋肉、お腹の奥にある大腰筋などの腰痛と関連の深い筋肉を伸び縮みさせることができます。
そうすることで筋肉の中にたまった疲労物質を新鮮な血液と入れ替えることができます。
ポイントは足踏みの際になるべく90度以上、股関節を曲げるように太ももを上げてあげることです。
時間は1分間ほどを目指してみてください。
お腹の奥の筋肉も刺激しますので意外としんどいかもしれませんが、ウエストの引き締めにも効果的ですので腰痛も予防できて一石二鳥ですのでぜひやってみてくださいね!
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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▼参考文献
タイトル: Prolonged standing as a precursor for the development of low back discomfort: an investigation of possible mechanisms.
雑誌名: Gait Posture. 2008 Jul;28(1):86-92. Epub 2007 Nov 28
[PMID: 18053722]
▼参考サイト
ポケットセラピスト
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