1月23日(月)
神戸市中央区三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
今日はまた特に寒い1日になっていますね~。
神戸の三宮でも積もりはしませんでしたが雪がよく降っていました。
寒さがきつくなると筋肉が硬くなって急性腰痛、いわゆるぎっくり腰になってしまう方が多くなる傾向があります。
今日はゆっくりとお風呂で体を温めて血行を良くして寝る事をお勧めします。
さて、そんなぎっくり腰ですが、何度も経験したことがある方は、予防のために腹筋運動を勧められたことがあるかもしれません。
でも、わかっちゃいるけどなかなか続けられないという方も多いのではないでしょうか?
いざ意を決して
『毎日筋トレやるぞ!』
と思っても
『今日は疲れたから明日にしよう・・・』
とか
『もう夜も遅いし、明日2倍やればいいかな~』
とか、
ついつい毎日の忙しさに追われておろそかになってしまっているかもしれませんね。
で、次の日に続けられなかったことがダメな自分を見ているようで、だから腰痛が治らないんだ!と自分を責めてしまうかもしれません。
確かに、腹筋が弱いと腹圧が高まらないことから腰の筋肉への負担が増えると言われています。
しかし、立って歩いて日常生活が送れているのに腹筋がそこまで衰えることになってしまうのでしょうか?
実は、研究の結果から腹筋を鍛えることが必ず腰痛の予防に繋がるとはいえないようなんです。
【すでに研究結果が出ています】
■健常者402名を腹筋強化運動+教育プログラム群と教育プログラム群の2群に割り付けて2年間追跡したRCTによると、両群間の腰痛発症率には差が認められなかったことから、腹筋強化運動は腰痛を予防できないことが判明。http://1.usa.gov/p3JqOY
(RCT)ランダム化比較試験(ランダムかひかくしけん、RCT:Randomized Controlled Trial)とは、評価のバイアス(偏り)を避け、客観的に治療効果を評価することを目的とした研究試験の方法である。
腰痛の予防のために頑張って腹筋を鍛えていた方にはちょっとショッキングな研究結果ですよね。
腹筋を鍛えることは健康増進の観点からみて決して悪いことではなく良いことなのですが、腰痛を予防する目的としてはちょっと考えなおしてみるのもいいかもしれませんね。
ぎっくり腰を繰り返してしまうような場合は腰や腹筋の筋力だけの問題ではなく、筋肉のコンデションが深く関わってきます。
つまり、疲労がたまり硬くなっていない柔らかく弾力のある状態をキープすることが腰痛を発生させない筋肉のコンデションになります。
あわせて筋肉に疲労をためないような日常生活の習慣を見直して行くことが腰痛の予防になってきます。
腰痛を防ぐ日常の生活習慣なら例えば、軽い運動が効果的です。
ウォーキングや軽いヨガ、最近ではマインドフルネスなどの瞑想法も腰痛の改善や予防にい効果があるといわれています。
でもとっつきやすさや手軽さから考えるとやはりウォーキングではないでしょうか?
私がウォーキングのポイントとして患者さんにお話しているのは次4点です。
・距離をたくさん歩くのではなく、なるべく少し速めのペースを保ちながら
・足音をなるべく小さくして優しく地面に足を接地させ
・つま先で地面を蹴らないように足の裏全体をかかとから指先へ順番に接地させるようなイメージで
・なんとなく歩くのではなく歩く事に集中して歩いてみる
という4つのポイントです。
上記のように歩いてもらうと、足から腰への衝撃を和らげることができる事と、歩く時の自分のクセがだんだんと分かるようになってくるので日常から腰にかかる負担を減らせるうようにもなってきます。
腰痛の予防や軽い運動を習慣にしたい方はちょっと意識してやってみてくださいね!
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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