神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
ゴルフやテニスなどスポーツを楽しんでおられる方によくみられる肘の外側の痛み。
しかし、テニスやゴルフといったスポーツをされていない方でもゴルフ肘やテニス肘と同じ様な症状をうったえられる場合があります。
例えばパソコン仕事がメインのデスクワーカーです。
今回はそんなデスクワークからの肘の痛みの中でも、外側の肘の痛みについて書いてみようと思います。合わせて会社でできるセルフケアや予防策もご紹介したいと思います。
・パソコンで仕事しているとだんだん重だるく肘の外側が痛んでくる。
・何気なくコーヒーカップを持とうとした時にズキッと肘に痛みが走る
・ちょっと重いスパーのレジ袋を持っているとジンジンと肘に痛みが出てきた
ゴルフやテニスなどのスポーツをしていれば、肘に痛みが出るのは肘に負担がかかっているからだろうとすぐに察しがつくと思います。しかしデスクワークばかりでスポーツは全くしていないのに肘の外側に痛みが出たりすると
『何でなんだろう?』
と思われるのではないでしょうか?
実は肘の痛みの多くは肩こりや手のひらのこりから肘に負担がかかってしまっていることが原因となっている場合が多いのです。
デスクワークの方は肩こりの自覚がある方も多いと思いますが、肘の痛みを感じておられる方も例外なく肩の筋肉はガチガチにこっています。
そして、以外に気付かないことも多いのですが手のひらの筋肉も硬くなってこってしまっています。
これはデスクワークであれば仕事中の丸まった姿勢からの肩こり、腕を肩より下に下げている時間が長いことから肩こりになってしまうことと、パソコンでキーボードを打つ時間が長いことからくるものです。
キーボードを打つ指の動きと、指先からの衝撃が意外と手のひらに負担をかけてしまっているんですね。
ではなぜ肩こりや手のひらの筋肉のこりが肘の痛みに繋がってしまうのでしょうか?
【肘には筋肉の付く場所が多くある】
肘は手首と肩の関節に挟まれた関節です。
なので、腕や手首を動かす筋肉の端が肘の関節周辺に付いてきます。指を動かす筋肉も肘から伸びているんですよ。
そうすると、手首を動かすとその肘の周りに付いている筋肉を動かす事になるので、肘の関節周辺に付いている筋肉が縮んで引っ張る事になるんですね。
次に肘につながる二の腕の部分に付いている筋肉は肩の動きに関係しています。
なので肩こりになっている場合、二の腕の筋肉までこってしまっている事が多いのです。
こって血液循環の悪くなった手首や肩の筋肉が肘にくっ付いているとも言えます。
そして血液循環の悪くなった筋肉は痛みを感じるようになります。
そこから肩や手のひらの筋肉の疲れがたまってくると、筋肉の集まっているポイントとして肘の痛みになってくるんですね。
肘の外側は手首を反らす筋肉が付いてきますが、手首を曲げる筋肉よりも力が弱いのが普通です。
なので手首を曲げる筋肉よりも疲れやすく疲労もたまるので肘の外側の痛みが出やすくなってくるんですね。
【ではどうやって肘の痛みを解消すればいいのでしょうか?】
1.肩こりから解消しましょう。
肘の痛みなのに肩こり?それに肩こりなんて解消できるの?と思うかもしれませんが、先ほど書いたように肘と肩の関係性はとても密接ですし、ご自身で気をつけて生活してあげるだけでもかなり肩こりは防げるようになってきます。
簡単にできるケアといえば『バンザイ』です。
肩こりは筋肉の中の血液循環が滞ってしまうことから起こってくるので、バンザイをして肘を曲げてガッツポーズを決めるように上下に腕を20~50回ほど動かすだけでも筋肉の血液循環が促されて肩の筋肉の硬さが違ってきます。
そこからガッツポーズ!二の腕をもう少し上げて肩の水平のラインにくるくらいがいいですね。
オフィスでバンザイはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、肘の外側の痛みがいつまでも治らないよりかは良いと思いますのでぜひやってみてくださいね。
2.手への衝撃を少なくしましょう。
パソコンでキーを打つ力加減はかなり個人差があると思います。
ソフトにキーボードを打つ人もいれば、けっこう力を入れて打つ人もいます。
キーの硬さも製品によって違いますので、硬いとつい力が入ってしまいますよね。
そんな風につい力を入れてしまう事によって、指先への衝撃はだんだん蓄積されてゆきます。
この衝撃を受け止めているのは骨ばかりというわけではなく、指の筋肉も同じように衝撃を受け吸収してくれています。
指を動かしてみると肘に向う筋肉が動いているのがわかると思います。
なのでキーを打つ力加減が強い人ほど、手のひらの筋肉や肘に向かう筋肉にも疲れがたまり次第に硬くなってきて筋肉の付け根である肘の外側が痛くなってきてしまいます。
一生懸命に仕事に集中しているとついヒートアップしてしまいガシャガシャと力を入れてキーを打ってしまいますが、ふと思い出してキーを軽く打つようにしてみてくださいね。
手への衝撃を少なくすることが肘の外側の痛みを和らげていくコツになります。
3.リストレストを使ってみる。
リストレストと言われてもピンと来ない方も多いかもしれませんがこんなヤツですね。
見るとわかりやすいですね~。
つまりは手首の下にクッションを入れて手首から肘についている筋肉を休ませてみましょうという事なんですね。
普段から気付いている方も多いと思いますが、パソコンのキーボードやマウスを使っているときっていつも手首を軽く反らして使っています。
この状態は肘の外側に付く手首を反らす筋肉をいつも使っているという事になります。
その上、キーを打ったり、マウスでクリックするたびに指まで反らす事になってしまうので、ますます『反らす』筋肉の使用頻度が上がってしまうんですね。
そこから時間を掛けてジワジワと肘の痛みへと繋がってゆきます。
リストレストを使う事によって手首を反らす角度が小さくなり、手首と前腕(手首から肘までの腕)の角度がだいだい水平に近くなります。この角度ならば手首を反らす筋肉の負担を軽減させることができます。
意外と使ってみないと実感が湧かないかもしれませんが、疲労感が変わってきます。
そうなると肘の外側へ向う筋肉の疲労も軽減されるので肘の痛みも軽減してきます。
こんな記事を見つけました。参考になればと思います。
LIFE SAVER おすすめ商品比較メディア《リストレストのおすすめ人気ランキング10選》
こういったグッツを使いながら、手のひらや腕をご自身でマッサージしてあげてると次第に痛みが引いていくこともありますのでまずはバンザイから試してみてくださいね。
【もう既に肘の外側が痛くて2週間以上たってしまっている】
肘の痛みに耐えながらも「そのうち治るだろう」と仕事をがんばっていたら、いつの間にか
「あら?まだ痛いなぁ~なんか酷くなってきてるかも・・・」という事になっていませんか?
私の経験上、肘の痛みは良くなったりまた悪くなったりと一度痛くなるとなかなかスッキリと良くならないケースが多く見られます。
特に痛くなってから時間が経ってしまっている場合はその傾向が強くみられます。
なので、2週間以上、肘の外側の痛みが続く場合は信頼できる専門家(鍼灸院、整体院、整骨院、整形外科)のアドバイスを求めてみることをお勧めします。
肘の痛みも最初は軽い痛みから始まります。
悪化する前の早めの対処が何より早くよくなる近道です。
当院の場合は肩こりや手のひらのこりを解消することから初めてゆきます。方法としては整体や鍼灸治療を使ってこりを緩めて肘への負担を軽減してから肘へと続く筋肉の血液循環を良くして痛みが出にくい環境を整えてゆきます。
同時に肩こりになりにくい姿勢のアドバイスを行い再発を防ぐようにしています。
わずらわしい肘の痛みが治ったら、上記の予防法も活用してくださいね。
肩こりや腕の疲労感も軽減できますので、仕事の効率が上がって時間にゆとりが持てるようになれるかもしれませんよ。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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