【肩こりは詰まる所、疲労なのです】

7月25日(土)
【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です

いつもありがとうございます♪

肩こり予防の方法をこの前お伝えしましたが、

肩こりとどう付き合うかについてお伝えしたいと思います。

『肩こりの治療を受けて、2、3日はラクになってたけどまたツラくなってきたなぁ~』

『木の板みたいなこの肩はもうどーやっても柔らかくならないんだろな~』

『結局、肩こりって治らないんじゃないの?』

と、思っている方も多いと思いますが、

これは肩こりに対しての付き合い方がわからない方、

もしくは付き合い方がある事さえ知らないという方の意見なんですね。

肩こりは、詰まるところ『筋肉の疲労』です。

肩の筋肉が疲労困ぱいした結果、痛み、重さ、不快感、を感じさせているんですね。

筋肉の疲労なので、筋力が強い人ほど、筋肉のコンディション維持がうまい人ほど肩こりは感じにくいんです。

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どういう事かといいますと、

筋力が多い人ほど、腕立て伏せや腹筋を何回もできるのと同じことです。

その腕立てや腹筋も、手の位置や呼吸のタイミングなどのやり方によって、筋力のない人でも

ラクに感じて回数が多く出来たり

筋力の多い人は、わざと力が入りにくいやり方でやることでキツイ筋トレにしたりと、

ちょっとしたコツや手のポジションでラクにできたり、苦しくさせたりすることができますよね。

つまり、

筋力の少ない方(女性や、年配の方)でも

体の使い方次第で筋肉の疲労度合いをコントロールすれば、いいコンディションを維持できるということなんですね。

そうすると、

日常生活で肩のコリを感じることは減ってきますし、肩こりの治療を受けたあとでも、

その効果を長く持続させることが出来るようになります。

ですが、一生肩がこらないと言うのはかなり難しいです。

なんせ原因は筋肉の疲労ですからね、何しても疲れない体なんてありえませんからね~(笑)

しかし、肩がこりにくい体は手に入ります。

その体に最も基本的に必要なのが、

効率の良い体の動かし方ができる事(無駄な筋力を使わない)

効率の良い体の支え方ができる事(無駄に力を入れない)

なんですね。

これが出来るようになれば、必要最低限な筋肉は勝手についてくるので筋トレはいりません。

日常生活の動作で十分に、何歳でも健康に生活する筋肉は維持できます。

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ではどうすれば

その効率の良い体の動かし方

効率の良い体の支え方

が出来るようになるのでしょうか?

勘のいい方はもうお分かりでしょうが、『姿勢』です!

美しく正しい姿勢をとることは、

実は最も効率的に関節を動かし、最も効率的に体を支える事ができるようになっているんです。

なぜなら、そうなるように人間は進化してきたからなんですね。

何万年もかけて、最も自分の体がエネルギーを使わずにラクに活動できるように、

少しずつ少しずつ原始人から今の体の形に変化していったのです。

ですが

その進化によって手に入れた効率の良い人間の姿勢を、逆に手放している事によって

現代人は気付かないうちに肩こりが発生しやすい効率の悪い姿勢になっているのですね。

もし肩こりがつらいとお考えなら

肩こりは筋肉の疲労であり、効率の悪い体の使い方によって引き起こされている

という事を認識したうえで

上手に、こまめに疲労を取って行くという付き合い方をするのか

姿勢の改善という根本的な方法で肩こりとはホントに疲れた時に、たまに出会うくらいの付き合いをするのかを

選んでみる事も必要かと思います。

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

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鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修

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