【55歳 女性 慢性腰痛の悪化で仕事帰りに来院】

【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます!

当院には様々な症状の方が来院されますが同じような症状で苦しんでおられる方にも希望をもってもらいたいと思いご紹介します。2

【55歳女性 以前からある腰痛が悪化してしまって仕事終わりの治療】

【経緯】

10年ほど前はダンスなど、体を動かす事が好きでよく運動をしていたそうです。
その時から腰の痛みはあったのですが、その度に様々なところで治療を受けて良くなっていたとのこと。

最近は仕事が忙しく、ダンスや運動をする機会が全くなかったが腰の痛みは残っており仕事が忙しくなるほど痛みがガンと強くなる事も出ていたそうです。

そんな時でも仕事が忙しく、病院や整体、鍼灸等の治療は待ち時間や仕事の時間から受ける暇が無かったこともあり治療ではなく手軽なリラクゼーションマッサージを利用してみることもあったのだそうですが症状はあまり改善しなかったそうです。

【来院時】

今までは腰が痛くなってもほっといているとマシになっていたが会社で仕事中に腰の痛みが増し、立ったり座ったりがツラくなり
前かがみをした時、特に左腰の痛みが強くなり今回は『まずい!』と感じインターネットで検索して仕事終わりにも間に合う当院に来院した。

【治療】 整体・ハイチャージ

(初回)
精神的な緊張が続いて交感神経が優位状態が続くことによって、筋肉的な緊張の慢性化からくる慢性腰痛の状態に加え、仕事の忙しさから更に筋肉が緊張し硬くなった事から大きなきっかけがないのに急な痛みの悪化が出たと思われる。

そのため、筋肉の緊張を緩めることと、交感神経優位状態にある自律神経のアプローチが優先事項となるので、本来は鍼灸治療を加えた方が効果的と思われたが慣れない鍼灸治療と言うのが精神的な緊張を招きやすいと判断し、整体での対処をメインとしました。

主に、殿筋、股関節の調整、起立筋の筋緊張を緩める事と、自律神経のバランスが整うように柔らかい刺激での施術とした。

 

(二回目)
初回の施術で前かがみをしたときの痛みはほぼ無くなったが立ったり座ったりの痛みは軽減したものの、まだ取りきれていなかったので早く痛みが無くなるように大事をとって、翌日の治療を提案した。

翌日二回目の治療時は歩くスピードが早くなったと本人さんが実感できるまでに回復していたが、まだ立ち上がった時の痛みは残っていたので、立ち上がる時に関連する筋肉として引き続き殿筋と股関節の調整とを行い同時に肩や首周りの筋肉の硬さも取る施術を行った。

二回目で腰の痛みはほぼ取れようで、立ち上がりも問題なく行えるようになった。

 

【経過】

仕事が神経を集中する仕事なので、体にも力が入りやすく首や肩の筋肉が硬くなりやすい環境である事と、ここ何年かはリラクゼーションマッサージしか受けておらず、体への疲労が蓄積している状態がみられました。

首肩の緊張を取り、蓄積された疲労を取って行くことで腰痛の再発を防ぎ、日々の疲労感を無くすして仕事をスムーズに行えるような体作りを行っていった。

今はメンテナンスをメインとして3~4週に一回ほど、日々の睡眠だけでは取れない体の疲労をしっかり取っていっているので仕事の帰りにジムに行ったり、休日に趣味のドライブなどに行っても体が疲れがマシになったと喜ばれています。

 

【院長より】

来院当初は、腰痛の状態はもちろん、身体も心も緊張状態が続いていたせいで、体のいたるところに硬さがあり疲労が抜けにくい状態でした。

仕事で忙しいのも分かりますが少し自分の体にももう少し意識を向けてみては?というお話を聞いて頂いたところ、仕事中や日頃の体のクセをご自身でも自覚されることが増え、気をつけてもらう事で結果的に症状の改善と体の疲労の回復が早い段階で実感されることが出来たのだと思います。

仕事終わりでも何かして帰ろうという気力の残る体のコンデションを保たれてエネルギッシュに毎日を送っておられていますので私もとても嬉しく思っています。

 

 

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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