腰痛になりやすいクセ【ぎっくり腰、急性腰痛の予防 】

3月13日(月)

三宮 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪

だんだんと気温も上がり、今日は風が温かくなってきているのを感じました。
私は寒がりなので冬は得意ではありませんが、冬が終ってしまうのも何だかなごり惜しいように思います。
とはいえ、いつまでも冬なのはつらいのですが。(笑)

 

ぎっくり腰のおこりやすい季節の変わり目や真夏や真冬の屋内と屋外の気温差が激しい状況が続くときに増える症状に『ぎっくり腰』があります。


腰が痛むとこれ以上の痛みになったらどうしよう・・と不安に感じてきますし、
何よりも体を動かすたびに痛みを感じてしまうのは本当につらいですよね。

今回はぎっくり腰を防ぐために、日常でできる気をつけたいことについて書かせていただきました。

 

・普段から軽い腰痛はあったけど、一晩寝れば治ってくれていた。

・今までの経験から痛みが出ても『大丈夫だろう!』と特に何もしてこなかった。

・今まで治療を受けなくても『日にち薬』で痛みは治まっていた。

 

もしあなたの腰もこのような状態なら何かをきっかけに急に腰痛が強くなってしまうことがあります。

 

毎日の予定が多すぎて家事や仕事で忙しいと、ついつい自分の体の事は後回しに考えてしまう気持ちもわかります。

 

なのでそんな忙しい方でも急な腰腰の発生を少しでも防げるように、せめて日常から腰の負担を減らすように気をつけてもらう事が大切になってきます。

 

特に今までに腰のトラブルがあってお医者さんからヘルニアやすべり症などの病名を言われたことのある方の場合、気付かないうちに普段から腰に負担をかけてしまう体の動かし方のクセが付いてしまっていることが多くみられます。

そのクセは座り方や物のもち方などにみられます。

 

【腰痛になりやすい普段のクセ】

・腰を抜いた座り方

イスに座る際に腰を抜いて浅く腰かけ、背もたれに思いっきりもたれる座り方はお腹から体がくの字に折れてしまわないように腰の筋肉が無意識で働いています。その際に腰の筋肉が引き伸ばされたまま縮むという負担の大きい働きになり、知らないうちに疲労がたまってしまいます。

また、引き伸ばされた筋肉は血流が悪くなり疲労物質が排出されにくくなってしまいます。
電車などでこんな座り方をしている若い人を見ると『あぁ~近い将来、腰が痛くなるんやろうな~』と思ってしまいます。

いい姿勢でずっと座っているのもしんどくなってきますので、姿勢を崩して座ることもあると思いますがいい姿勢を基準において過すようにしてくださいね。

 

・物のもちあげ方

重いものを持ち上げるときなどは皆さん気をつけて持ち上げていると思うのですが、できるだけ体の近くにモノを引き寄せてから持ち上げると腰への負担が少なくて済みます。

しかし、逆に軽いモノを持ち上げる時は何も意識していない事が多いと思います。
ぎっくり腰になってしまったり、普段から腰痛の傾向がある方は、意外と軽いモノをひょいと持ち上げたときに腰痛が悪化しています。

軽いモノでもなるべく同じように体にひきつける、もしくは自分から近づいて、股関節や膝の屈伸を使って物を持ち上げるようにすると、例えモノが軽くても腰への負担は少なくなります。

普段から腰の筋肉に疲労が蓄積している場合、その日の体調や気温の冷え込み具合などで血流が低下し筋肉のコンデションが悪い状態だと、ひょいっと軽いモノを持ち上げただけの軽い負荷でも今までの疲労が噴出するかのように急激に腰の筋肉を傷めてしまうんですね。

 

 

以上のような事から急な腰痛にならないようにするには、座り方や体の動かし方に気をつける事と、普段から腰や全身の血流を良くして筋肉に疲労を残さない、蓄積させないことが大切です。

 

今まで特になにも腰に違和感を感じていなかったのに、急に傷めてしまう場合もありますが『ぎっくり腰』と言われる急性腰痛の多くは予兆のように腰に危ない感じや軽く痛みがある、鈍痛のような鈍い痛みがつづくなどの自覚症状が現れます。

 

なるべくならこのタイミングで適切に治療を受けてもらうとかなりの確率でぎっくり腰を防げるのですが、なかなかこのタイミングでは日常を優先してしまって『今は忙しいから時間がとれないな』『きっと寝れば大丈夫だろう!』と思ってしまうかもしれませんね。

 

なので忙しい人ほどお風呂にゆっくり浸かったり、軽い運動(ウォーキング)などで血流をよくするなど普段から筋肉に疲れを残さない腰痛になりにくいコンデションを作っておくことが腰痛予防には有効なのですね。

いつもちょっと腰が怪しい、年に一回はぎっくり腰になってしまうという方はぜひ座り方や持ち上げ方も意識してみてください。

 

 

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

 

 

鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

当日のご予約はお電話にてお願いいたします。
明日以降のご予約はネット予約もご利用いただけます。

Tel 078-381-5635

【三宮 神戸市中央区で肩こり、腰痛、疲労回復なら鍼灸・整体院ひわたし 】

《ご予約受付時間》
【月火水金】10:00~21:00
【土】 10:00~15:00
【休診】 木、日、祝
となりますのでご注意ください。

TEL 078-381-5635

この記事を書いた人