2月2日(金)
神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
寒い日が続きますね。
神戸でも雪の影響が出たりしていますが、今日は濃霧で電車がおくれていました。
冬の寒いホームで待たされるとつい肩をすぼめてしまいます。思った以上に体に力が入ってしまいます。
そしてようやく電車に乗ることができた時にはなんだか肩がこってしまっている、そんな経験は肩こりを自覚されている方ならあるのではないでしょうか?
そこで今回は肩こり症の人の外見の3つの特徴ということについて書いています。
肩こり症の特徴を知ることでその逆をすれば肩こりも改善されやすくなるという考え方です。
そして肩こり症の人には大きく分けて3つの特徴があります。
私が施術の中での肩こりの方とお話していると、肩こり症の人は姿勢が悪いことは自覚していてもどこがどう悪いのかは解らないということを感じます。
専門的に体のことを勉強していない限りはわからなくて当然かもしれませんが、そこを知っていれば肩こりに悩まされることもなかったかもしれません。
逆にいいと思っていた姿勢が肩こりを招くムリな姿勢だったりなんてこともよくあることなので肩こり症の方は最後までぜひお読みくださいね。
【肩こり症のポイントは3つ】
・姿勢が悪い
いわずもがなかも知れませんが、意外と姿勢が悪いという自覚の無い方もおられます。
たとえ自覚していても「そこまで悪くないだろ~」っといった感じで普段から意識していないこともあるんですね。
背中が丸くなっている人もいれば、背中はまっすぐでも腰が丸くなっている人もいます。
背骨はある程度、『生理的湾曲』といって横から背骨を見たときにカーブを描いていないといけないのですが、それが極端になってしまっている状態を自覚されていないこともあります。
ご自身の背骨を自分で触れる範囲で触ってみてください。背中から背骨をボコボコと触ってみるという感じです。(届かないところはお友達にでも触ってもらってくださいね。)
ボコッと背骨の一つが背中側に飛び出したようになっていればカーブがきつすぎる可能性があります。
つまり、姿勢が悪いといえます。
・姿勢を良くしすぎる
逆に姿勢を意識しすぎて肩や背中に力が入りっぱなしの方もおられます。
肩甲骨を後ろに引きすぎていたり、アゴが前に出てだらしなく見えないように引きすぎていたりと、軍隊の【きおつけ】のような姿勢をきれいないい姿勢と捉えているのなら要注意ですよ。
あの姿勢は上官の存在に【気を付け(る)姿勢】で自然ないい姿勢の状態ではないですからね。
この良すぎる姿勢でいることは筋肉に慢性的に疲労がたまった状態になってしまいます。そうすると筋肉が固まってコリ感が強く出てきてしまいます。
ずっとその姿勢をしていればだんだんと鍛えられてくるから大丈夫になる!と思っている方もおられますが、筋トレを一日中しているようなものですので、いずれ筋肉はオーバーワークで細く固まってしまい力の出せない見せかけの筋肉になってしまいます。
うつ伏せで寝たときに背中に生理的湾曲がなく盛り上がりがなくペタッと平らな状態になってしまっていたらなら要注意です。
・肩甲骨が盛り上がっている
ここでいう肩甲骨の盛り上がりは立っている状態で上にあがっているという意味です。
寝ているときの状態ではないので鏡をみれば自分でも確認できますよ。
肩甲骨に付いている筋肉は首の骨についてきます。この筋肉が伸び縮みすることで肩甲骨の上げ下げができるんですね。そして肩こり症の方はこの筋肉が硬く縮こまってしまっているので常に肩甲骨がひきあげられて肩が盛り上がっているように見えます。
解りにく方はご自身の鎖骨のラインを鏡でみてみましょう。
左右の鎖骨がUの字を描くように端が上に向っていると肩甲骨が引きあがっている目安になります。
(鎖骨の形によっては肩甲骨が引きあがっていなくてもそう見える場合もあります。)
さて、いかがでしたでしょうか?
肩こりの方はご自身でもうっすらと気付いていたポイントもあったかもしれませんね。
この肩こり症の人の3つのポイントを普段から意識してその逆になるよに普段から注意すれば肩こりも改善されてきます。ぜひやってみてくださいね。
今日、お風呂にはいる時にでも鏡を見ながら3つの特徴の中で当てはまるものがないかチェックしてみてください。あれば一つずつでいいので気をつけてみましょう。
そうして一つずつクリアしてゆくうちに、いつの間にか肩のこりにくい姿勢になってゆきます。
スポーツの練習や筋トレなどのように達成感も充実感も味わえない地道な行動ですが、実はこういったことが本当に効果が出る方法です。
まさに継続は力ですね!
冬の寒さは継続せずに早く終ってほしいですが・・・。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
鍼灸師 柔道整復師 樋渡聰介 監修
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