6月22日(金)
神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪
さてお天気もすっきりしない日がありますが今日はよく晴れていますね。
こんな日はカフェでゆっくりとコーヒーを飲むのも優雅でいいと思います。
しかし、1日に5杯~10杯は飲むという方もおられます。これはちょっと飲みすぎですね。
コーヒーが胃にとってやさしい飲み物ではないことはご存知の方も多いと思います。
でもなぜか胃の不快感があったり胃もたれや張った感じがあるような、いわゆる『胃の調子が悪い』ときでも飲みたくなることってありませんか?
【コーヒーは刺激物です】
コーヒーはカフェインとポリフェノールのクロロゲン酸によって胃酸の分泌をうながします。
つまりコーヒーは胃に刺激が強い飲みものの部類に入るんですね。
しかし、コーヒーが好きな方はそんなこと気にせず毎日、習慣的に飲んでいませんか?
胃の調子に合わせて飲まない日もあってもいいと私は思っています。
【カフェイン依存症】
コーヒーのカフェインは胃だけでなく脳にも作用します。
覚醒作用ですね。
眠気ざましに飲んだり、疲労感をごまかしたりするときにコーヒーを飲む方はこの効果を無意識レベルで期待して飲んでいると思います。
これは一過性のもので決して睡眠不足が回復しているわけでも疲労が回復しているわけでもありません。
あくまでごまかしているだけなんです。
そしてごまかして上げたテンションは、覚醒効果が切れたときに上がった分だけ今度は下がります。
こうなると体が重く感じたり、気分が落ち込んだり、眠気や頭の冴えない感覚がまた戻っています。
そこから意図せずにまたコーヒーが飲みたくなるんですね。
『なんか知らんけど1日に何杯もコーヒー飲んでまうわ~』
という方はもしかするとカフェイン依存症かもしれません。
カフェインはたばこを同じように依存症になることもあるんです。
【コーヒーは一日に何杯まで??】
カナダ保健省ではカフェインの摂取は1日に400mg以内にするようにすすめられています。
コーヒーは約100mL当たり、40~60mg程度のカフェインを含んでいますので1杯を150mLとした場合は60~90mg程となります。
そう考えると一日のコーヒーは4杯以内にはおさえておきたいところです。
ちょっと大き目のマグカップなら2杯くらいがせいぜいかと思います。
【カフェインの離脱症状】
カフェイン依存症の場合、たばこのニコチンほどの依存性は高くないのでガマンできると思いますが、あらゆる依存症には離脱症状というものがあります。
これがあるからなかなかやめられないんですね。
カフェインの離脱症状は頭痛、短気、集中欠如、疲労感、過眠、胃・上半身・関節の痛みまでも引き起こします。
離脱症状のピークはカフェインの摂取をやめてから48時間後といわれています。
しかしこの離脱症状は通常は2日から9日間で収まることが多いので10日もコーヒーを飲まないようにすると落ちついてくれます。
【最後に】
最近はカフェインレスコーヒー(といってもカフェインはゼロではないのですが)も一般的になってきています。慢性的な疲労感、胃の不快感がある方は気にかけてみてはいかがでしょう。
コーヒーを完全にやめなくても一日に1~2杯に控えるだけで慢性的な疲労感や眠気がなくなる方はけっこういらっしゃるんですよ。
もしも毎日体が重く感じていたり、頭がボーっとしてしまう、胃がなんだか重いと感じていてしんどいなと感じる日が多くてお困りならコーヒーを気にかけるだけで体の調子がよくなるならいいですよね。
それでは今日も健やかにお過ごしください♪
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