8月18日(火)
【三宮 鍼灸・整体院 ひわたし】の樋渡です
いつもありがとうございます♪
さてみなさん、お盆も過ぎて残暑の時期となってきましたね!
夜にはクーラーも要らなくなって来ていると思いますがそろそろ夏の体の冷えから来る体の不調が現れる時期でもあります。
冷えは蓄積されてゆきますのでね。
冷えといっても、寒い、冷たい、と感じることだけが体の冷えの症状ではないんですよ。
【冷えは痛みを引き起こす】
東洋医学では、冷えは痛みを引き起こすと言われています。
どういうメカニズムかと言いますと例えば体の一部分、腕が冷えたとしましょう。
腕が冷えることによって、体を温める作用のある『気』や、体を潤し養っている『血』の流れが悪くなり、腕が痛みを感じるという事なのですね。
これは、現代医学的にも説明はできます。
体が冷えると、血管は縮まるという仕組みがあります。
これは冷えによって体温をなるべく奪われないようにする為なのですがこれが続くと、必要な量の血液が十分に巡らず、だんだんと足らなくなってきます。
そうすると、『痛み』が血液の足らないところに体からのサインとして起こってきます。
これは『虚血性疼痛』と呼ばれるものです。血液の循環がポイントになりますので体のどこでもおきると言えます。
これがもしも、腰に現れた場合ならなんとも重ダルイような痛みとして感じられはじめます。
この段階で、よく体を温めるなど血液の循環がしっかりと行われるようになると痛みは改善して、ダルさもなくなりスッキリします。
しかし、
この冷えた状態が長く続けば続くほど、つまり筋肉などに対する血液量が足らない状態が長いほど重ダルイ痛みから、ジンジンやズキズキなどのはっきりとした痛みになってきます。
この冷えのパターンでキツイ腰痛になってしまった場合は、元々の血液循環量が足りない期間が長くなってキツイ痛みになっているので少し状態が改善してもまた痛みが起こってきます。
きれいに痛みが取れるまで時間がかかってしまうようですね。
このように、冷えると言う事が原因で痛みに繋がっている方はかなりたくさんおられます。
そして、その影響は体の様々な不調として他にも現れます。
体を冷やさないようにしましょう。
アイスやフローズンなどには気を付けましょう。
クーラーにあたり過ぎないように。
足元は冷やさないように。
湯船に浸かって体を温めて。
などなど色々ありますが、今まで冷えてしまう生活が当たり前だった方が急にそれら全てを変えるのはかなりの負担ですよね。
ですが、少しづつの変化を日々積み重ねるのが良いと思います。
この少しずつを重ねながら、治療も加えていくと冷えによる痛みを改善して行くことができます。
熱中症にも気をつけながら、冷えすぎにも気をつけながらと過ごしにくい時期ですがうまく対応して予防してゆきたいですね。
それでは今日も健やかにお過ごしください。
鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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