ぎっくり腰【疲労の蓄積は痛みの元】30代女性

8月8日(水)

神戸三宮各駅から徒歩6分 鍼灸・整体院 ひわたしの樋渡です。
いつもありがとうございます♪

先日お越しの30代の女性患者さん。
急な腰の痛みでお困りでした。

重いものを持ち上げた時にグキッっとなり腰に痛みが出てきてしまいました。

ぎっくり腰といわれる急性腰痛ですが重いものを持ち上げて痛くなったのはあくまできかっけで、腰が痛くなる要因がその前からあったということになります。

そうでなければいつもできていたのに今回だけぎっくり腰になってしまったとはならないはずです。

 

ぎっくり腰の原因はまず体の疲労があります。

次に体の冷え、そして胃腸の疲れなど内臓の機能低下によるものに大きく分かれます。
これらの原因が少なからずかかわりあってぎっくり腰の症状となって現れます。

原因は一つに限らずに複数の原因が合わさって一つの症状の原因となるのですね。
その原因の中で大きな割合をしめている原因から治療してゆくことが痛みを早く取ることにつながります。

 

こちらの女性患者さんの場合は、全身の疲労の割合が多くかかわっていました。
なんでもお休みがほとんどないとのことで、疲れはたまっているとのことです。

疲れがたまっている状態は体の中で何がおこっているかというと、疲労物質の蓄積がおこっています。
疲労物質とは体を動かす、内臓を働かせる、呼吸や発汗などの代謝をおこなうことで産み出された代謝産物で体にとっていらないものになります。

 

本来ならば体が睡眠や休息を取ることでこれらの疲労物質を排出するように働いて体の疲れを回復させるのですが、睡眠や休息が十分でない状態がつづくと、体の中に残った状態で次の疲労物質がたまってきます。

 

こういったことが繰り返されることで体に疲労が蓄積されてゆき、1日ゆっくり睡眠を取るくらいでは回復できない疲労負債となってしまいます。

この状態は筋肉の中にも疲労物質がたまっているので筋肉自体もうまく働くことができません。
つまり筋力を十分に発揮できない状態です。

 

そしてたくさんある筋肉は1つの動きにたいして様々な筋肉が連動し、関連しあって動いています。
この連動がうまく行かなくなってしまうことで1つの筋肉に負担が集中しぎっくり腰のような急性の痛みの症状へとつながります。

 

なので治療は体の疲労が回復しやすいようにしてゆくこと、負担がかかりすぎてしまった筋肉のケア、そしてまた負担がかかってしまわないように筋肉の連動の再開などが必要になってきます。

 

そうすることで痛みをやわらげて動きやすくし血液の循環がスムーズになるようになってきて回復を促します。

こちらの女性患者さんは施術後に

 

・腰をかばう姿勢が変わって普通になった
・動かせる範囲が大きくなった

 

と体の変化を感じておられました。

 

軽いぎっくり腰なら一回でもかなり痛みが少なくなることもありますが、疲労の蓄積が多いような重いぎっくり腰ほど回復までに期間がかかることがあります。

 

なるべくなら疲れをためないように毎日の睡眠をしっかりと取って回復し続けていくような習慣つくりが大切ですが、仕事の都合でそうもいかないような場合は体のケアを日々おこなうことがぎっくり腰などの急な痛みを予防するのに重要となってきます。

 

働く仕事のスケジュール整理も大切ですが、体を休める休息のスケジュールも大切と思いますよ。

 

 

それでは今日も健やかにお過ごしください♪

 

鍼灸師・柔道整復師 樋渡聰介 監修
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